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「しんどい…でもやめたくない」女性リーダーが心を守る3つの習慣|長く続けるための考え方と工夫

なんで私がリーダーなんだろう・・・

もうやめたい。でも、投げ出すのはイヤ・・・

そんなふうに思いながら、毎日なんとか踏ん張っていませんか?

はじめて女性リーダーに抜擢された方は、家庭や周囲への気づかい、自信のなさ、期待とのギャップな「見えないプレッシャー」を抱えがち。

しんどいのは、あなたに覚悟があるからこそ。
そして、しんどさには「対処法」があります。

このブログでは、リーダー歴10年以上の私(ユリ)が、しんどさを乗り越えてきた実体験をもとに、「どうやって心を守りながらリーダーを続けてきたのか」をお伝えします。

この記事を読んでわかること
  • 信頼できる人に相談する勇気の持ち方
  • 「できている自分」に気づく習慣
  • 心と体を守る、シンプルなセルフケア
ユリ

この記事を読み終わる頃には、現状を乗り越えるためのヒントが見つかるはず。

一緒に進んでいきましょう!

目次

1:なぜ女性リーダーは「しんどくなりやすい」のか?

リーダーに抜擢されたとき、「よし、がんばろう!」と意気込んだものの、気づけば毎日がプレッシャーの連続。

「何をしても空回り」「誰にも相談できない」…そんな感覚に心がすり減っていませんか?

女性リーダーが「しんどくなりやすい」のには、いくつか共通した理由があるので紹介します。

ユリ

苦しかった時期を乗り越えて気づいたことをお伝えします。

理由①:責任が重いのに、助けを求めづらい

全部自分で抱え込み、心が疲れてしまう・・・


「ちゃんとやらなきゃ」「迷惑をかけたくない」との気持ちが強くなり、人に頼ることができなくなってしまう。

内閣府の全国調査では「相談相手も頼れる人もいない」と答えた人が5.9%にのぼり、特に女性管理職など孤立しやすい立場に置かれがちです
参考:suzuka.repo.nii.ac.jp+2cao.go.jp+2kotora.jp+2


また、日本の女性管理職率は14.6%と、世界水準に比べてまだ低く、「問題を抱えても誰にも相談できず、自分で抱え込んでしまう」状況につながっていると考えられます。
参考:kotora.jp

ユリ

私も「まずは自分でやらないと」と、追い込んでいきました。

理由②:「女性だから」で気を使われるのも、つらい

周囲の「気遣い」が逆にプレッシャーになることもある。


「リーダーなのに女性だからやりにくそう」
「家庭もあるし大変だよね」
そんな言葉を遠回しに言われると、自信をなくしてしまいます・・・

厚生労働省によると、企業では「無意識の性別役割に基づく思い込み(アンコンシャス・バイアス)」が、評価や配置、業務の分担などに影響する可能性があると指摘されています。
こうしたバイアスが、女性の働きにくさや管理職への登用の壁につながっているとのこと。

また、内閣府の調査では、「同じ能力なら男性を昇進させるべき」と考える人が一定数存在することも明らかになっています。
参考:厚生労働省「無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)対策」
参考:内閣府「男女共同参画白書 令和5年版」

ユリ

私も「男性の方がまとまるんじゃない?」と言われたことに、落ち込んだことがありました。

理由③:「孤独感」が積み重なり、やめたくなる

女性リーダーがしんどくなる一番の原因は、「誰にも本音を話せない孤独感」


同じ立場の仲間が少なく、何か困っても相談できる相手がいないと、不安やプレッシャーを抱え込みやすくなります。

ユリの一言

私も、管理職になったばかりの頃は、誰に悩みを打ち明けていいのかわかりませんでした。
同僚や部下に話せば「頼りないと思われる」、上司に話せば「評価が下がるかも」と思い込んでいました。

こうした状況は、私だけではないと思います。

ユリ

プレッシャーや孤独には「理由」があり、それに気づくだけでも肩の力が抜けてくるはず。

2:やめたくなる前に見直したい「心の守り方」3つ

リーダーを続けていく中で「もう限界かも…」と思ったことが何度もありました。


でも、不思議とやめずに続けられたのは、自分なりの“心の守り方”を見つけたからです。

頑張り続けるだけでは、どこかで心が折れてしまいます。


ここでは、私が実際に試して「これは効いた」と感じた3つの方法をご紹介します。

ユリ

すぐできる内容なので、ぜひ一つでも試してみてくださいね。

方法①:自分を追い詰めない「言葉のクセ」を変える

「ちゃんとしなきゃ」「私がやらなきゃ」という言葉をやめた。


自分を追い詰める言葉を使うと、気づかないうちにストレスが積み重なっていきます。

逆に、「できることをやればいい」「誰かに頼っていい」と思えると、肩の荷が少し下ります。

たとえば心理学の分野では、自分に語りかける「セルフトーク」が、自分の気持ちや行動に大きな影響を与えることがわかっています。

認知行動療法でも、自分でかける言葉を少し変えるだけで、ストレスの感じ方が変わるとされており、実際に気持ちが楽になる効果が報告されています。

また、完璧主義の傾向がある人ほど、自己評価が厳しくなりがちで、その結果、燃え尽き症候群に陥りやすいという傾向も心理学的に指摘されています
(参考:厚生労働省「セルフメンタルヘルス」より)

ユリの体験談

私は、資料やちょっとした提出物に完璧を求めていました。
でも、ある日「ユリさん、頑張りすぎてて心配です」と部下に言われ、ハッとしたんです。

それから「60点でもいい」と言い聞かせると気持ちがラクになりました。

ユリ

自分にもやさしくね!

方法②:メンター制度や仲間に「頼る勇気」を持つ

本音を話せる相手がひとりでもいると、心の安定は大きく変わる。


リーダーは「弱音を吐けない」と思いがちですが、それが一番のストレスに。

安心して話せるメンターや横のつながりがあれば、孤独感はぐっと減ります。

厚生労働省の「メンター制度導入・ロールモデル紹介マニュアル」では、メンター制度によって離職率が改善された事例が報告され、この制度を導入した企業では離職率も下がったケースがあります。
参考:biz.orix.co.jp+4jil.go.jp+4mhlw.go.jp+4


2023年の「働く女性の実態調査」では、相談相手がいるかどうかが仕事への満足度に影響するという結果が示され、信頼できる相談相手がいれば仕事に対する満足感が明らかに高まる傾向があります。
参考:openupgroup.co.jp+1hatarakigai.info+1

ユリの体験談

私も昔は「相談=甘え」と思っていました。
でも信頼できる先輩に話しただけで、「あ、自分だけじゃないんだ」とホッとしたんです。

それ以来、意識して人に頼るようにしました。

ユリ

「やめたくなる」のは、心が「助けて」と言っているサイン。

方法③:ワークバランスの「線引き」を自分で決める

「どこまでやるか」を自分で決めることが、長く続けるためには必要。


仕事と家庭のバランスは誰も整えてくれません。
私は、「この時間は家族を優先する」「この仕事は明日に回す」と決めました。

「内閣府の男女共同参画白書(令和5年版)では、すべての人が希望に応じて働くためには、性別に関係なく『自分の望む働き方を選び、時間や成果で評価される環境』の整備が必要だと指摘。
(出典:内閣府 男女共同参画白書2023:youtube.com+14gender.go.jp+14gender.go.jp+14

ユリの体験談

当時、まだ子供は小学生。
しかし、常に仕事を優先し家庭はギクシャク状態。

これはさすがにやばいと思い、帰宅後は「家庭優先」に切り替えたところ、家族への罪悪感が減り気持ちが軽くなりました。

ユリ

自分なりの「心の守り方」を持つことが、リーダーを長く続けるコツ。

3:経験は最強の味方。“場数”を踏んで少しずつ強くなる

「こんな自分にリーダーなんて無理じゃないか…」

そう思っていた私が、今では「やってきてよかった」と思えるようになりました。

特別な才能があったわけではなく、ただ「場数」を踏んできただけ。


今回は、私が経験から学んだこと、そしてなぜ「失敗も大切な財産」なのかを3つお伝えします。

ユリ

いま不安なあなたに、少しでも勇気を届けられたら嬉しいです。

①:「うまくやること」より「経験すること」が力になる

リーダーとしての成長は、「成功の数」ではなく「経験の数」で決まる。


実際にやってみて初めて、自分の得意・不得意がわかりました。

計画だけで終わらせるより、行動して振り返ることで何倍も身につきます。

ユリ

「場数」がそのまま“実力”になるということ。

ユリの体験談

私も最初は会議で話すだけで顔が真っ赤になっていました。
でも、10回目には「ユリさん、今日の進行すごくわかりやすかった」と言われたんです。

あの時「失敗してもやってみよう」と決めてよかったです。

ユリ

リーダーとして大切なのは、「完璧さ」ではなく「続けること」。

②:「恥をかく」ことが、自分の血となり肉となる

リーダーとして成長したいなら、むしろ“恥”をかいた方がいい。


うまくいかなかった経験ほど、あとで「次はこうしよう」と改善策が生まれます。

恥をかいた数だけ、人に優しくなれます。

ユリの体験談

新人に任せた仕事がトラブルになったとき、私は「全部私が悪い」と責められました。

でも、あとでその新人が
「ユリさんみたいに責任をとれる人になりたい」と言ってくれたんです。

あの失敗が、信頼関係を生んだ瞬間でした。

ユリ

失敗や恥は、あなたの“財産”になるはず。

③:今の不安も、未来の「自信」になる

不安やプレッシャーは、真剣に向き合っている証拠。

今抱えているその不安こそ、未来に「私にもできた」と言える証になります。

その気持ちがあるからこそ、少しずつでも前に進もうとできるのです。

ユリの体験談

リーダになりたての時は「リーダーなんて向いてない」と毎日思いました。

でも振り返ると、あの不安があったからこそ、今の自信につながっていると感じます。
一歩一歩、焦らず進めばいい。それで十分。

ユリ

焦るほど空回りしたので、落ち着いて前進していきましょう!

4:私もそうだったから言える。ユリの実体験から伝えたいこと

ここまで読んでくださってありがとうございます。

しんどいけど、やめたくない・・・

そんな想いを抱えているあなたに、どうしても伝えたいことがあります。


実は私も、かつて毎日のように「向いてないかも…」「もうやめたい」と悩んでいました。

8年前、私はある部署のリーダーに任命されました。
でも、その部署はクレームが絶えず、チームの空気は最悪。
私の話に耳を傾けてくれるのは、事務員と2〜3人の部下だけでした。


正直、毎日がつらくて「どうして私がリーダーなんだろう」と自分を責めてばかりでした。

そんなある日、帰り道が一緒になった先輩に本音をこぼしました。

するとその方が言ってくれたんです。

「そんな中で、よく頑張ってるね。」


その一言に、涙が止まりませんでした。

見てくれている人がいるんだ・・・

その気づきが、私の再スタートのきっかけになりました。

それから少しずつ、「一人でなんとかしなきゃ」という気持ちを手放し、信頼できる人に相談しました。

「弱さを見せても大丈夫なんだ」と思え、自分自身を責めることも減りました。

すると不思議と周囲の目も変わってきました。

少しずつ、私のことを「頼れる存在」として見てくれるようになりました。

そして2年後。
クレームの多かった部署が、ついにクレームゼロになりました。

大きな改革をしたわけではありません。

ただ、「一緒に考えよう」「ありがとう」「助かったよ」

そんな誠実な言葉を、毎日伝え続けてきただけです。

部下たちから「ユリさんのチームで働けてよかった」と言ってもらえました。

あの苦しい時期を、逃げずに踏ん張ったからこそ、見えた景色だと思います。

だから、もし今あなたが「もう限界かもしれない」と感じているなら、どうか覚えておいてください。

その苦しさの先に、あなたにしか見えない景色が待っている。


私は、いつでもあなたの味方です。
悩んだときは、ひとりで抱えず、遠慮なく相談してくださいね。

メッセージ:やめたくなったときこそ、リーダーの本当の成長チャンス

「やめたい」と思うのは、弱さではありません。
それはリーダーとして真剣に向き合っている証。

しんどさを感じる時こそ、あなたの中で何かが変わろうとしているタイミングなのかもしれません。

ここでは、これまでの内容をふり返りつつ、最後にあなたにお伝えしたいメッセージをまとめます。

ユリ

しんどさを抱えるあなたは、決して弱くなんてありません。

メッセージ①:「やめたい」は心のサイン。

「やめたい」と思えるのは、真剣に取り組んでいる証拠。

本気で向き合っているからこそ、つらさや重さに気づけます。

そして、その気持ちに向き合った人ほど、次の一歩を踏み出す力を持っています。

ユリの気付き

私も「もう限界かも」と感じたことが何度もありました。
でも、その気持ちを無視せず、正直に向き合ったからこそ、「続けたい」と思える自分になれました。

ユリ

気づいたあなたはすでに前進してますよ!

メッセージ②:あなたのつまずきは、未来の誰かの光になる

今のつらい経験は、いずれ「誰かを助ける力」になる。

リーダーに必要なのは、完璧さではなく「共感力」。

自分がつまずいたからこそ、部下の悩みにも気づけるようになります。

ユリの気づき

私も、苦しかった経験があったからこそ、「大丈夫だよ」「私もそうだったよ」と言えるようになりました。
その言葉が、部下にとっての救いになることもあります。

ユリ

あなたの経験は、きっと誰かの支えになります

メッセージ③:まずは自分の心を守ることが、リーダーとしての第一歩

職場を変えるより先に、自分の心を守ることを意識する。


自分が疲れきってしまうと、周りに優しくする余裕がなくなってしまいます。

リーダーである前に、ひとりの人として「健やかでいること」が何より大切です。

ユリの気づき

私も、自分の不調に気づかず、無理して倒れそうになりました。
そのとき「心を守るのも仕事の一部」と教わり、救われました。
あなたも、自分を大切にしてくださいね。

ユリ

「ひとりで頑張らなくていい」
「間違ってもいい」
「頼っていい」
私はこれからも、そんな言葉をあなたに届けていきます。

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ここまで記事を読んでくださったあなたは、「もっとよくなりたい」と願っている方だと思います。

そんなあなたが、次の一歩を踏み出しやすくなるように、無料で使える特典や役立つ情報をご用意しました。

ユリ

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ユリ

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まとめ

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
あなたが悩んでいる今こそ、きっと大きな「成長の種」が眠っているはずです。


どうか、自分を責めすぎず、少しずつでも歩みを進めていきましょう。


あなたのリーダーとしての歩みを、これからも応援しています。

まとめ
  • リーダーとしてしんどさを感じるのはあなただけではなく、むしろ本気で向き合っている証。
  • 自分を追い詰める言葉や思考のクセに気づき、心を守る工夫を日常に取り入れることが大切。
  • メンター制度や仲間の力を借りることで、孤独感や重圧はぐっと軽くなる。
  • 成功よりも「場数」が自信につながり、失敗も恥もすべてが成長の糧になる。
  • 完璧を目指さず、自分らしいリーダー像を育てながら、続けることが一番の力になる。
ユリ

あなたが一歩踏み出すきっかけになりますように。

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この記事を書いた人

ユリ❤︎リーダー育成&成長サポート
⟡.·*.··············································⟡.·*.

組織改革のプロフェッショナル。
クレームの多かった部署を僅か2年でクレームゼロに改善し、約300名を統率した実績を持つ。
わずか3ヶ月で組織を変革した経験から、実践的なリーダーシップとマネジメント術を体系化。

リーダーの成長と健康を両立させるため、シンプルかつ継続可能な自己管理術を追求。

・ 部下から信頼されるリーダーシップ術
・ 組織を成長させる戦略的マネジメント
・ 健康×美容を実現するセルフマネジメント

「リーダーとして成長しながら、無理なく自分らしく働く」をモットーに、実践的な情報を発信しています♬.

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