この記事はこんなあなたにおすすめです。
- 初めて部下を持ち、リーダーとしてどう振る舞えばいいか迷っている
- 部下との接し方やコミュニケーションに不安がある
- 自分らしいリーダー像を模索している
私自身、リーダーに抜擢された当初は、何が正解なのか分からず手探りの日々でした。
でも、“本との出会い”が、私の考え方と行動を大きく変えてくれました。
この記事では、私がリーダー初心者の頃に実際に読んで役立った、

信頼・コミュニケーション・育成・マネジメントに関する7冊を目的別にご紹介します。
- 『リーダーの仮面』(安藤広大 著)
- 『誰もが人を動かせる! あなたの人生を変えるリーダーシップ革命』(森岡毅 著)
- 『リーダーは話し方が9割』(永松 茂久 著)
- 『頭のいい人が話す前に考えていること』(安達裕哉 著)
- 『できるリーダーは、「これ」しかやらない メンバーが自ら動き出す「任せ方」のコツ 』(伊庭 正康 著)
- 『リーダー1年目のマネジメント大全 』(木部智之 著)
- 『だから僕たちは、組織を変えていける —やる気に満ちた「やさしいチーム」のつくりかた 』(斉藤徹 著)
リーダーのあり方・考え方を学びたいあなたへ


『リーダーの仮面』(安藤広大 著)
部下にもっと優しくすれば、チームはまとまる? 指示を出す際にお願いベースで話すべき?
そんな思い込みを持っていた私に、この本は現実的なリーダー像を教えてくれました。
成果を出すための「割り切り」や「ルールで組織を動かす」視点に触れることで、リーダーとしての覚悟が定まりました。
この本が刺さるのは、こんなあなたです
- 部下にもっと優しくすれば、チームはまとまるはず…
- 部下に相談しながら進めるのが理想的!
そう考えているなら、この本があなたの考えを根本からアップデートしてくれるかもしれません。
“成果を出すための、現実的なリーダーシップ”を身につけたい方は、ぜひ一度『リーダーの仮面』を読んでみてください。



一歩前に進みたいあなたへ。
ここに“気づき”があります!
- 「良いリーダーは部下に優しく寄り添うべき」という考えは本当に正しいのか?
- 部下にご機嫌を取り、褒めて育てるのが良いリーダーではないか?
- 指示を出す際に、部下にお願いするような形ではなく、命令するべきなのか?
- 部下が目標を達成できなかった場合、どのようにフィードバックすべきか?



これらの疑問を持つリーダー初心者にとって、現実的なリーダーシップのあり方を提示し、具体的な行動指針を与えてくれるはずです。



リーダーとしての覚悟を持ちたい人に必読の一冊!
『誰もが人を動かせる! あなたの人生を変えるリーダーシップ革命』(森岡毅 著)
自分にリーダーの素質があるのか不安な方に。
リーダーシップは「才能」ではなく、「欲」や「環境」によって誰もが身につけられるという視点が勇気をくれます。



著者の実体験をベースにした語り口も読みやすく、現状を変えたいと思っている全ての方におすすめです。
この本を読むことで、リーダーシップとして新たな視点を得られるはずです!
- リーダーシップは生まれ持った才能なのか?
- リーダーシップを発揮するためには強い「欲」が必要とはどういうことか?
- 自分に合ったリーダーシップを伸ばしやすい環境とはどのようなものか?



実体験ベースの話が多く、説得力も抜群!
コミュニケーション・伝え方を磨きたいあなたへ


『誰リーダーは話し方が9割』(永松茂久 著)
“話すのが苦手” “沈黙が怖い” “会話の広げ方が分からない”
そんな悩みを持つ方に、具体的な話し方・聞き方の技術を教えてくれる本です。



拡張話法(=驚く・繰り返す・共感・ほめる・質問の5つのステップを使って相手の話を広げる会話法)やNGワード回避など、すぐに使えるテクニックが豊富で、部下との会話に自信が持てるようになります。
心のどこかでこんな風に感じていませんか?
- 自分が話し終わると、場が変な空気になってしまう…
- どうすれば、相手に気持ちよく話してもらえるようになるんだろうか…
- 好きでもない、興味もない人との沈黙をどうにか埋めようか…
- 会話のきっかけをどのように作ればいいの?



「話し方」に悩み、相手との関係性をより良くしたいと願う全ての人におすすめの一冊です
この本を読めば、きっとあなたの「伝え方」が変わります!
- 信頼関係を築くには、「話す」よりも相手が気持ちよく話せるように「聞く」ことが大切。
- 「拡張話法」の5つのステップ(驚く・繰り返す・共感・ほめる・質問)を使えば、会話が自然に広がり、相手との距離が縮まる
- 会話をスムーズに進めるためには、相手を不快にさせる4つのNGワードを避けることが重要。



人間関係に悩んでいるリーダーにぴったりです。
『頭のいい人が話す前に考えていること』(安達裕哉著)
伝えたいことがうまく整理できない、伝わらない…そんな方にぴったり。
“話す前に考える”ことの大切さを、例を交えて丁寧に解説してくれます。



「結論から話す」「相手の立場に立つ」など、ビジネスにおける基本のコミュニケーションが学べますよ。
読み終えたあと、考え方が変わるかもしれません
- 自分の考えを言葉にする力に自信がなく、うまく表現できないと感じている
- 会議や打ち合わせで、自分の意見がうまく伝わらず、ズレていると感じることがある
- 話した内容が正しく伝わらず、誤解されることが多い
- 難しい内容を、相手に合わせてわかりやすく説明する方法がわからない
- 話すときに結論から伝えられず、つい長くなってしまう



相手の立場に立った効果的なコミュニケーションの方法を学べました!
この本には、あなたの対人スキルを磨くための実践的なヒントが詰まっています。
- 仕事の会話は「相手の困りごと」から始まる。
- 「ちゃんと聞く」とは、相手の話を整理しながら聴くこと。
- 怒りを感じたときは、まず“6秒待つ”。
- 難しいことを伝えるには、自分がきちんと理解していることが前提です。
- ビジネスでは「まず結論から」が鉄則。



本質をつかみ、シンプルに伝える力が身につきますよ!
部下の育成・任せ方に悩んでいるあなたへ


『できるリーダーは、「これ」しかやらない メンバーが自ら動き出す「任せ方」のコツ 』(伊庭 正康著)
リーダーが成果を出すために不可欠な「任せる力」にフォーカスした一冊。
仕事を抱え込みがちなリーダー初心者に、「どこまで・どう任せるか」の実践的なヒントを与えてくれます。



「いい人」ではなく「希望を持たせる存在」になることの大切さも学べます。
もしあなたが、こんなことで悩んでいるなら…
- リーダーとして、業務量が増えすぎて、頑張るだけでは乗り越えられないと感じている
- 部下に仕事を任せたいけれど、なかなかうまくいかない…
- 部下がなかなか主体的に動いてくれない、もっと成長してほしい
- 部下のやる気を引き出す方法が分からず、指示待ちの部下が多いと感じている
- 部下育成の重要性は理解しているものの、具体的に何を教え、どのように経験を積ませれば良いか悩んでいる



リーダーが成果を出すためには、自分ですべてを抱え込むのではなく、「部下にどう仕事を任せるか」が鍵だと、本書は教えてくれます。
「なるほど!」と思えるコツが、きっと見つかる一冊!
- リーダーは、仕事の速さよりも、いかに部下に仕事を任せるかが重要
- 「いい人」であることよりも、部下にとって刺激となり、目標とされる「カッコイイ人」を目指すべき
- 部下の未来に関心を持ち、希望のある職場を作ること
- 部下の自主性を引き出す「自己決定感」を育むことが、部下のやる気を高める上で大切
- チームの成長段階(タックマンモデル)に応じて、リーダーが意識すべき会話の量や質が異なる



“任せる技術”を学ぶことで、チームが驚くほどスムーズに動き出します。
『リーダー1年目のマネジメント大全 』(木部智之 著)
マネジメントの入門書として超実用的。
リーダーが担うべき4つの視点(セルフ・メンバー・チーム・ビジネス)を軸に、現場で直面する困りごとを網羅的に解説しています。



「プレイングマネージャー(=プレイヤーとして実務をこなしながら、マネジメントも同時に担う役割)で忙しい!」という方にも◎
今のままのマネジメントにモヤモヤを感じている方へ
- 新しくリーダーになったばかりで、具体的なマネジメント方法がわからない
- チームメンバーへの指示の出し方や育成方法に自信がない
- チームをまとめ、成果を出すための具体的な方法を知りたい
- 自身のリーダーシップスキルを向上させ、キャリアアップを目指したい
- プレイングマネージャーとして業務に追われ、時間管理やチームへの任せ方に課題を感じてい



新人リーダーが直面する課題に対し、実践的なアドバイスと戦略を提供する一冊です
この本から、すぐに使えるヒントがたくさん見つかりますよ。
- リーダーの主要な役割や仕事の分類(メンバー、チーム、ビジネス、セルフマネジメント)を理解できる
- チームメンバーのスキルに応じた指示の詳細度の調整といった具体的な方法がわかる
- 健全なチーム運営のヒントが得られる
- 上位リーダーの仕事をシミュレーションすることの重要性を指摘するなど、キャリアアップに向けた具体的な行動を促してくれる
- 本書はリーダーが暇であることを目指すべきという考え方を提示し、メンバーやチームの成長がリーダーの業務量を減少させるという視点を提供してくれる



これ一冊あれば、現場で困ることが減ります。
チームづくり・心理的安全性を高めたいあなたへ


『だから僕たちは、組織を変えていける —やる気に満ちた「やさしいチーム」のつくりかた 』(斉藤徹 著)
「やさしい組織」を作りたいと願うリーダーへ。
命令型ではなく、“意味と共感”で人が動くチームの作り方を学べます。



一人ひとりが主体的に動くために、信頼・尊重・安心が大切だと教えてくれる、心温まる一冊です。
こんな悩み、あなたにもありませんか?
- チームに一体感がなく、どうまとめるか悩んでいる
- 上司に意見を言いづらい空気があり、組織に課題を感じている
- 心理的安全なチームを作りたいが、やり方が分からない
- メンバーにもっと主体的に動いてほしいが、従来のやり方に限界を感じている
- 自分もメンバーも、もっと意味を感じながら働きたいと思っている
この本を読むことで、次のような悩みの解決につながるヒントが得られます。
- 心を開いて接することで、安心できる「優しい場」が生まれ、自然とチームに一体感が生まれる
- 相手を尊重し、自分からオープンになることが、誰もが意見を言いやすい環境づくりの第一歩になる
- 互いを理解し合う姿勢が、信頼と協力の土台をつくる
- ただ命令するのではなく、仕事の目的や意義を共有することで、メンバーが自ら動くようになる
- 仕事や人間関係の見方を変えることで、どんな仕事にも意味を感じ、前向きに取り組めるようになる



命令ではなく、“共に育つリーダーシップ”を学びたい方に。
関連記事もおすすめです






迷ったらこの1冊から!
「まずはどれを読めばいいか分からない…」というあなたへ。
『リーダー1年目のマネジメント大全』を最初の1冊としておすすめします。
- 現場で“すぐ使える”知識が詰まっている
- チーム運営・育成・時間管理のすべてが学べる
- 初心者でも読みやすく、実践しやすい構成



この1冊から、きっとあなたの「リーダー像」が見えてきますよ。
まとめ:「1冊」でリーダー人生が変わることもある


本は誰かの経験を短時間で吸収できる最高のツールです。
全部読む必要はありません。
今のあなたの悩みに合った1冊だけでも、きっと視点がガラッと変わるはず。



あなたがより良いリーダーになるための1歩に、この本たちが寄り添えますように。
コメント