
リーダーって、想像以上に孤独に感じます…
誰にも弱音を吐けず笑顔でやり過ごす日々。
「私、向いてないかも」と胸の奥がざわつくあなたへ。
しかし孤独を感じた時こそ成長のサインです。



私も孤独を強く感じた一人でした。
かつて「もう無理かも」と思いました。
それでも続けられた理由と、孤独を乗り越えるために助けになった言葉をお伝えします♪
本記事では、延べ300名以上を率いたユリが 「女性リーダーの孤独」を生む理由と、抜け出す5ステップ を実体験ベースで解説します。
読み終える頃には、明日からの一歩が軽くなるはず。
- なぜ女性リーダーは孤独を感じやすい? ― 背景と3つの典型パターン
- 心を守る“お守りフレーズ” ― つらい瞬間に効く言葉集
- 頼れる“第三の味方”を作る方法 ― 上司でも部下でもない相談相手の見つけ方
- 今日からできる5ステップ具体策 ― 実体験で効果を確認済み
- 今の悩みが未来の武器になる理由 ― 経験を価値に変える視点



無理に強くならなくて大丈夫。
弱さを知っているあなたは、もう“強さ”を持っています。
早速、「孤独の正体」から見ていきましょう。
1. 女性リーダーが“孤独”を感じる3つの理由


初めてリーダーに抜擢されて、周りからは「すごいね」と言われる。
でも実際のところ、嬉しさよりも「孤独」や「不安」が心に広がっていませんか?
誰にも相談できず、自分だけが取り残されたような感覚…
この章では、リーダーが孤独を感じやすい3つの理由をわかりやすく紐解いていきます。



私は当時、孤独を強く感じていました。
1-1. 本音を出せる相手が急にいなくなる
リーダーになると、相談相手が減り、孤独を感じやすくなる。
役職が付いた瞬間、同僚との距離は微妙に変化。
- 上司には「任せたのに」と思われそうで弱音を見せづらい
- 部下には「不安そうに見えたら頼りなく映るかも」と気を張る
結果、「本音ゼロ」の日々が続き、心が閉じていく…



今思えば、プライドが邪魔してました…
1-2 .「常に見られている」プレッシャー


リーダーになると、急に「見られている意識」が強くなる。
何気ない一言や表情までもが評価対象に。
「間違えられない」「完璧でいなきゃ」と自分を追い込み、笑顔が減った自分に気づく…
そんな悪循環が孤立感を深める。



無理に感情をコントロールしようとして苦しかったです。
1-3. 「相談してはいけない」という思い込み
「リーダーなんだから、一人で解決すべき」との思い込みが、知らず知らずのうちに自分を孤立させる。
「リーダーなら一人で解決すべき」と壁を作るのは誤解。
相談相手が“いない”のではなく、“相談してはいけない”と決めつけてしまっているケースが大半です。
その勘違いこそが、孤独を深めてしまう落とし穴!



カッコつけて自分の中だけで抱え込み、孤独感が強くなりました。
2. 未来の自分から届く3つの処方箋





もし、数年後の自分が今のあなたに声をかけられるとしたら、なんて言うと思いますか?
今のあなたは、決して間違っていない。
ここでは、リーダー1年目のあなたに、先輩リーダーとして「まず伝えたい3つのこと」をお届けします。



大丈夫、乗り越えられるよ!
処方箋① 孤独はダメじゃない、成長の証
誰かの上に立つことの重みや責任から、不安になる。
不安になるのは責任を引き受けている証拠。
もし無関心なら孤独すら感じません。
悩めるあなたはすでに誰かを思えるリーダーです。



責任やチームへの想いがあるからこそ生まれる感情でした。
処方箋② 頑張りすぎた自分をねぎらう


誰かに優しくするように、自分にも優しく。
リーダーになったばかりの頃は、頑張りすぎてしまうもの。
でも、毎日気を張り詰めていたら、心がすり減ります。
毎晩「今日もよくやった」と自分に声をかけるだけで、心の摩耗は大きく防げますよ。



私は、自分で自分の頭を「なでなで」してあげていました。
処方箋③ 「助けて」は強さの形


リーダーになったら「すべて自分でやらなきゃいけない」と思い込んでいませんか?
一人で全部抱えるのではなく、「一緒に乗り越える」姿勢が、信頼を生み出す。
一人で背負わず、チームに「一緒に考えて」と呼びかけてみて。
頼ることは弱さではなく、チーム全体の力を大きくする コツ です。



頼ることも時には必要でした。
3. “味方”を増やす具体的アクション


「なんとか自分で頑張らなきゃ」そう思って踏ん張っていた日々。
気づけば、頭も心もいっぱいいっぱい。
そんな時、ふと出会った“味方”の存在が、私の心を軽くし、気づいたこと。
リーダーは一人で背負うものではない!



ここでは、私が実際に出会って支えられた存在と、あなたが出会える“味方”の可能性をご紹介します。
3-1 部下でも上司でもない「第3の存在」と話す


リーダーとしての悩みは、上司にも部下にも話しにくいもの。
そんなとき、気兼ねなく本音を話せる“第三者”の存在が、心の拠り所になりました。
利害関係がないからこそ、素直に弱音を吐ける。



アドバイスが欲しいわけじゃなく、「うん、わかるよ」と受け止めてもらえるだけで、どれだけ救われたか…。
3-2 オンラインコミュニティを活用する


孤独を感じたとき、「頼れる人がいない」と思いがち。
しかし、視野を少し広げてみると、味方になってくれる存在は意外とたくさんありました。
オンラインのコミュニティや勉強会、SNSでのゆるいつながり、または本の中の言葉だって、自分の味方になってくれる存在のひとつ。
人と心が通じるのに大切なのは、「その気持ち、わかるよ」と感じられること。



リアルな人間関係だけでなく、本やSNS、専門家とのつながりも支えになりました。
おすすめのつながり方・コミュニティ
🧡 SHElikes(シーライクス)公式サイトはこちら
キャリアに悩む女性を応援するオンラインスクール。コミュニティやコーチング体制が充実しています。
\ ぼたんだよ /
「女性 リーダー」「キャリア支援」で検索すると、オンラインセミナーや無料イベントが見つかります。
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似た悩みを持つ人たちとの対話は、自分を責める気持ちを和らげてくれます。
3-3 書き出し習慣(ジャーナリング)で自己対話


頭に浮かんだことをそのままノートに書く時間を作ると、気持ちが整理されて心がスッキリ♫
専門用語では「ジャーナリング」とも呼ばれる方法です。
- 準備:ノートとペンを用意
スマホメモより、手書きがおすすめ。 - 3〜5 分だけ書く
今日あったことや今の気持ちを“箇条書きで OK”。 - 読み返さずに終わり
上手く書こうとせず “書いたら閉じる”がポイント。
📒おすすめノート



私のおすすめは「ロルバーン ポケット付メモ Lサイズ」です。
書く習慣がなかなか続かない私でも、ロルバーンは「書きたい」と思えるデザインと使いやすさで、自然と続きました。
ページがしっかりしていてペンの裏写りも少なく、リング式なのでどのページからでも書きやすいです。
「今日あったことを3行だけ」
「今の気持ちだけでも」
そんなふうに気軽に書けるのが魅力。
ポケット付きで、小さなメモや切り抜きを入れられるのも地味に便利でした。
気づけば半年以上、毎日とはいかなくても続けられていたノートです。
ロルバーン ノート(Rollbahn)
→ シンプルでおしゃれ、書き心地が良く、ページ数もたっぷり。
→ 日々の気持ちを綴るのにぴったりな定番ノートです。
モレスキン ノート(Moleskine)
→ 世界中のクリエイターも愛用。高級感があり、ジャーナリング用として人気。
3年日記/5年日記(ナカバヤシ・ほぼ日など)
→ 毎日1行でも書けるタイプ。書き続けるハードルが下がり、習慣化しやすいです。
4. 背中を押す言葉5選


どんなに強く見える人でも、心が折れそうになる瞬間があります。
リーダーという肩書きの裏には、不安・迷い・孤独がたくさん隠れている。
私が、壁にぶつかったとき、何度も自分を立て直すきっかけになった「言葉」がありました。



ここでは、いま頑張っているあなたに届けたい「5つの言葉」と、その意味を紹介します。
# | 処方箋ワード | 意味 |
---|---|---|
1 | 「あなたが迷っても、チームは止まらない」 | リーダーが悩む姿も成長の材料 |
2 | 「不安があるって、責任を感じてる証拠」 | 不安=向き合う誠実さ |
3 | 「期待ではなく、信頼されている」 | 昇格は“能力”より“人柄”評価 |
4 | 「完璧じゃない姿が、チームをほっとさせる」 | 弱さの開示が心理的安全性を生む |
5 | 「まず、自分を信じてあげて」 | 自己信頼が周囲の信頼を呼ぶ |



言葉には不思議な力があります♫
言葉①:「あなたが迷っても、チームは止まらない」
リーダーは「自分がしっかりしていなければ」と思いがち。
でも、あなたが少し迷ったり、立ち止まっても、チームの力は意外としっかりしています。
あなたが完璧でなくても、周りはちゃんと動いてくれている。



リーダーが悩みながら進む姿を見て、チームもまた自分たちで考え、動く力が育ちました。
言葉②:「不安があるって、責任を感じてる証拠」


不安になると、「私って向いてないのかも」と自分を責めてしまいがち。
不安は、本気で向き合っているからこそ出てくるもので、何も考えていなければ、不安にすらなりません。
不安は、決して弱いのではなく、まっすぐな責任感を持った立派なリーダー。



「これでいいのかな」と立ち止まる自分に、「よく考えてて偉いよ」と声をかけてあげました。
言葉③:「期待されてるんじゃなく、信じられてる」


昇進の話が出たとき、「私なんかでいいのかな…」と不安でいっぱいでした。
でも後になって、「あなたなら任せられると思った」と上司に言われたとき、ようやく気づいたんです。
期待されていたのではなく、「信じてもらっていたんだ」と。



あなたの人柄や姿勢を信じてくれている人がいることを、忘れないでください。
言葉④:「完璧じゃない姿が、チームをほっとさせる」
私はずっと、「リーダーは弱みを見せてはいけない」と思い込んでいました。
ある日、ミスをして素直に「ごめんね」と伝えたら、部下が笑って「ユリさんも人間なんですね」と。
完璧でいようとするほど、周りも緊張してしまうもの。
あなたが少し抜けたところを見せることで、「このチーム、安心できる」と思ってもらえる。



たまに見せる弱さが部下との距離を縮めました。
言葉⑤:「まず、自分を信じてあげて」


「大丈夫かな…」「やっていけるかな…」そんな不安を何度も抱えた日々。
でも、周りに信じてもらうには、まず自分が自分を信じることがスタート。
私は、ノートに「できたこと」だけを書き出すと、「あれ、ちゃんとやってる」と気づけました。
できてないことより、やれてることを見る。



自分のいちばん近くにいるあなた自身が、いちばんの応援者でいてあげてね。
FAQ:よくある質問とその回答
ここでは、リーダーになってから感じやすい「孤独」について、よくある質問とその答えをご紹介します。
- リーダーになってから、感情のコントロールが難しくなりました。
-
リーダーは冷静であるべき、と思い込みすぎると感情を抑え込み、ストレスが溜まります。感情に振り回されないことと、感情を持たないことは違います。自分の感情を認めることで、自然と落ち着きを取り戻せます。
- チームの成果が出ないと、自分が責められているように感じます。
-
成果が出ないときこそ、リーダーとしての力量を試される場面です。ただし、それを“自分ひとりの責任”と受け止めすぎるのは危険です。チームの問題は、チームで乗り越えるものだと捉え直すことが大切です。
- 部下との距離感がつかめず、気を遣いすぎて疲れてしまいます。
-
「嫌われたくない」「なめられたくない」という思いが強くなると、自然な関わりが難しくなります。大切なのは“好かれること”より“信頼されること”。誠実な言動を重ねれば、信頼は自然と育ちます。
- 経験が浅いのに年上の部下を指導しなければならず困っています。
-
年齢と経験だけでリーダーの価値が決まるわけではありません。相手の立場や知識を尊重しながらも、自分の役割をしっかり意識して向き合うことが、関係性を築く第一歩になります。
- 自分の判断に自信が持てません。どうすればいいですか?
-
最初から完璧な判断ができる人はいません。迷いながらも「なぜそう判断したか」を説明できることが、リーダーとして大切な力になります。正しさよりも、責任を持って決める姿勢が信頼につながります。
- プライベートの悩みを抱えたままリーダーを続けるのがつらいです。
-
私生活と仕事を完全に切り離すのは難しいものです。無理に隠さず、信頼できる相手に少し話すだけでも、気持ちが軽くなることがあります。まずは、自分を労わる時間を確保することから始めてみましょう。
- 自分の強みが分からず、何を軸にすればいいか悩んでいます。
-
強みは、他人から見た“当たり前じゃない行動”に表れます。部下や周囲からの「助かってるよ」という言葉を思い出してみてください。自分にとって自然な行動の中に、価値が隠れていることが多いです。
- 「もっと積極的に動いて」と言われるけど、どうしても慎重になってしまいます。
-
慎重な姿勢は悪いことではありません。しっかりと状況を見て動けることは、大きな武器です。自分のペースを認めつつ、タイミングを見て一歩踏み出す工夫をしていけば、周囲からも信頼されていきます。
- リーダーの役割にやりがいを感じられません。これって向いていない証拠ですか?
-
最初からやりがいを感じる人は多くありません。日々の中で「誰かの役に立てた」「少し成長できた」と思える瞬間を積み重ねることで、じわじわとやりがいは育っていきます。焦らず、育てていきましょう。
- 他の女性リーダーと比べて、自分だけが劣っている気がしてしまいます。
-
比べてしまうのは自然なことですが、その比較はあなたの価値を測るものではありません。大切なのは「昨日の自分と比べて、どう成長できたか」。他人ではなく、自分の歩みに目を向けることが前進の鍵です。


まとめ:孤独とともに歩む、あなたへ


ここまで読んでくださったあなたは、きっと「誰にも言えないけれど、つらい…」そんな思いを抱えていたのではないでしょうか。
でも、孤独を感じるのは、あなたが一生懸命に役割を果たそうとしている証。
最後に、これまでの内容を振り返りながら、あなたへのメッセージをお届けします。
- リーダーになって感じる孤独は、責任感や真剣に向き合っている証であり、決してあなただけが感じているものではない。
- 弱音を吐ける相手がいなくなることや、「ちゃんとしなきゃ」というプレッシャーが孤独を生み出している原因のひとつ。
- 「誰かに頼る力」もリーダーの大切なスキル。部下でも上司でもない第三の存在とのつながりが心の支えになる。
- 自分を責めすぎず、「やれていること」に目を向けることで、自己肯定感が高まり、前向きに進む力が湧いてくる。
- 今あなたが感じている孤独や不安は、未来の誰かの背中を押す力になる。あなたの経験は、必ず誰かの希望になる。



孤独に感じる時があると思いますが、決して一人ではないですよ。
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