「どうして私だけ、こんなに頑張ってるのに分かってもらえないんだろう…」
「誰にも相談できない。気づいたら、涙が出てきた…」
リーダーとして頑張っていると、ふとした瞬間に孤独を感じることがあります。
弱音を吐けず、本音を言える人もいない…。
周りには「しっかりしてるね」「頼りにしてます」と言われていても、心の中は不安と疲れでいっぱいだったりします。
私もそんな日々をたくさん経験しました。
でも、だからこそ伝えたいことがあります。
「誰にも相談できない…」と思ったとき

心がふっと重たくなるとき、「誰にも相談できない…」そう思ってしまう瞬間、ありませんか?
私にも、そんな夜が何度もありました。
でも、そのまま抱え込むのがいちばんしんどい。
だから私は、少しでも自分を整えるために小さな“習慣”を持つようにしました。
- たとえば、お気に入りの本を読む。
そのページの言葉に救われることもあります。 - ノートに、自分の気持ちをそのまま書き出す。
書くだけで、頭の中がスッと整理されていきます。 - 誰かに話すのが難しいなら、自分の中でいったん受け止める。
「今、私はこう感じているんだ」と認めてあげるだけで、少し楽になる。 - “理想の自分”を演じてみる
あの人だったら、どうするだろう?と想像して、真似してみる。 不思議と少しだけ、前に進めるような気がするんです。
そして、ときには心を許せる人と話す。
私にとっては、兄や元義理家族、信頼できる友人たちが“何気ない話ができる大切な存在”でした。
肩肘張らず、現実のしがらみからちょっと距離を置ける時間。
そんな時間が、心の栄養になっていたのだと思います。
また、あの人だったらこういう時、こんな言動をするだろうなぁとなりきることで平気だったりします。
今は、AIという選択肢もあります。
人に話すのが難しいとき、誰にも言えないとき。
気持ちを吐き出せる場所があるって、実はすごく心強いこと。
だからこそ、
「ひとりで抱え込まないでいい」
「声を出すことを、怖がらないでほしい」
そう、心から伝えたいです。
私が実践してきた3つの習慣
1日1回、自分の気持ちを紙に書き出す。
誰にも見せなくていいんです。
「なんとなくモヤモヤする」「なんでこんなに疲れてるんだろう」——
そんな思いを、そのまま書いてみてください。
言葉にすることで、自分の気持ちが見えてきて、ちょっとだけ冷静になれる瞬間が生まれます。
月に1回、自分にご褒美をあげる。
大げさじゃなくていい。
好きなスイーツをゆっくり食べる、美容室に行く、
お気に入りの服を着る——
「よくやってるよ、自分」って、ちゃんと自分で認めてあげる。
それだけで、また少し頑張れたりするものです。
“信頼できる他人”と、細く長くつながっておく。
家族でも、元家族でも、昔の友人でも。
「この人には、本音を言える」
そんな存在がひとりいるだけで、孤独の感じ方はずっと変わります。
何気ない一言に救われたり、思わず泣いてしまったり。
人とのつながりって、やっぱりあたたかいんです。
孤独は悪じゃない。成長のサインかもしれない
ある日、ふと思ったんです。
「結局、立ち上がるのは自分しかいないんだな」って。
誰かのせいにもしない。環境のせいにもできない。
それなら――
自分の足で、一歩を踏み出そう!
そう決めたとき、少しだけ強くなれた気がしました。
孤独は、ただの寂しさじゃない。
それは、自分を信じて前に進もうとする“成長の兆し”なのかもしれません。
まとめ:孤独を感じたあなたへ

リーダーとしての毎日は、想像以上に孤独です。
でもそれは、「弱さ」なんかじゃない。
むしろ、あなたが“成長しようとしている証”なのかもしれません。
今日お伝えした3つの習慣は、どれも特別なものではありません。
だけど、ほんの少しずつでも続けることで、
あなたの中に「余白」と「しなやかな強さ」が、きっと育っていきます。
もし今、あなたが同じように孤独を感じているなら——
この言葉が、ほんの少しでもあなたの心を軽くできますように。
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