
私なんかにリーダーの資質なんてあるのかなぁ…
リーダーに選ばれたとき、そんな不安を抱いた経験はありませんか?
歴史を振り返ると同じように迷いながらも、自分らしい強さで道を切り開いた女性リーダーたちがいます。
フランス革命期に活躍したオランプ・ド・グージュ、シャルロット・コルデー、ポリーヌ・レストーもその一人。
彼女たちは決して「完璧なリーダー」ではなく、迷いや葛藤を抱えながらも行動し続けました。
だからこそ、今の私たちにとっても参考になるヒントがたくさん隠されています。



彼女たちの言葉や決断、仲間を動かす力を紹介しながら、
あなた自身が リーダーとして前に進む勇気と、自分らしい指針 を見つけられるきっかけをお届けします。
▼もし今「リーダーに向いてないかも…」と悩んでいるなら、こちらの記事も参考になります


\ こんにちは ユリです /


- 元・リーダー職で300名以上の後輩育成を経験
- クレーム多発の現場を“ゼロ”に改善した元マネージャー
- 今は整体院スタッフとして現場サポート中
- 女性リーダーの不安に寄り添うブログを運営中
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フランス革命期を彩った女性リーダー3人


フランス革命という激動の時代、男性ばかりが目立つ中で、強い信念と行動力を持って歴史に名を刻んだ女性たちがいました。



名前は聞いたことがあるけど、どんな人物だったのかよくわからないです…



今回は注目すべき3人の女性リーダーを取り上げ、彼女たちの人物像と活躍に迫ります。
【女性リーダーの資質① 発信力】 オランプ・ド・グージュ に学ぶ言葉を行動に変える力


AIイラスト:オランプ・ド・グージュ(イメージ図)
- オランプ・ド・グージュは女性にも人権があると強く訴えた、時代を先取りした思想家
- 1791年『女性および女性市民の権利宣言』を発表
- キーフレーズ:「処刑台に上る権利があるなら、議会の壇上に上る権利もある」
- 学べる資質:理念を明文化して周囲を巻き込む「発信力」
当時「人間の権利宣言」が広まっていたにもかかわらず、女性の権利は置き去りにされ、彼女はそれに異を唱えました。
1791年『女性および女性市民の権利宣言』を発表し、女性の教育・結婚・財産・政治参加の平等を訴えました。



『女性および女性市民の権利宣言』はフランス史上初めて、女性の権利を明文化した重要文書とされています。
【女性リーダーの資質② 決断力】シャルロット・コルデーに学ぶ未来のために選ぶ勇気


AIイラスト:シャルロット・コルデー(イメージ図)
- シャルロット・コルデーは自らの命をかけてフランスの内戦の激化を止めようとした女性
- 1793年、内戦激化を憂いマラー暗殺を決行(享年24歳)
- キーフレーズ:「百万人を救うために一人を殺した」
- 学べる資質:未来視点でリスクを取る「決断力」
革命が暴力的になりすぎていると感じたシャルロット・コルデーは、それを象徴するジャコバン派のリーダー、ジャン=ポール・マラー暗殺を決行後、処刑されました。



「私は百万人を救うために一人を殺した」と語ったとされる信念は、今も語り継がれています。
【女性リーダーの資質③ 巻き込み力】ポリーヌ・レストー に学ぶ共感で仲間を動かす方法


AIイラスト:ポリーヌ・レストー(イメージ図)
- ポリーヌ・レストーは革命後も女性の政治参加を主張し続けた、行動派の女性リーダー
- 「共和主義女性協会」創設に関与し、貧困支援と政治参加を推進
- キーフレーズ:「より良い社会は“私たち”でつくる」
- 学べる資質:仲間の声を拾い上げる「巻き込み力」
革命の混乱の中、女性の意見が政治に必要だと信じ、組織を立ち上げて運動を実施。
彼女は「共和主義女性協会」の創設に関わり、貧困女性への支援活動や政治への発言の場を広げることに尽力しました。



1793年にはクラブ活動が禁止されましたが、女性の声を政治に届けようとした姿勢は画期的!
3人をまとめて(あるいはいずれも)読める主な書籍


フランス革命期の女性リーダーたちをさらに学びたい方に、おすすめの本をまとめました。
『オランプ・ドゥ・グージュ――フランス革命と女性の権利宣言』


「女性の権利宣言」を書いたオランプの人生を、わかりやすくまとめた一冊。



当時の手紙や資料をもとに書かれていて、彼女がどんな思いで行動したのかをしっかり知ることができます。
個別伝記〈日本語〉
『オランプ・ドゥ・グージュ――フランス革命と女性の権利宣言』オリヴィエ・ブラン著/信山社(2010)
女性の権利宣言を起草したオランプの生涯を克明に追う決定版伝記。個別伝記〈日本語〉
『マラーを殺した女――暗殺の天使シャルロット・コルデ』


若くして行動を起こしたシャルロット・コルデが、どんな気持ちで決断したのかを物語のように読める本です。



史実をベースにしながらも読みやすく、まるで小説を楽しむように歴史に触れられます。
個別伝記〈日本語〉
『マラーを殺した女――暗殺の天使シャルロット・コルデ』阿刀田高著/中公文庫(1996)
文学的筆致で暗殺事件の背景とコルデの心理を掘り下げる。
『女性たちのフランス革命』


フランス革命の時代に、王族からふつうに暮らす女性まで、いろんな立場の人たちがどう行動したかが分かる本です。



当時の女性がどんなふうに政治や社会に関わっていたのかが分かりやすくまとまっていて、歴史を幅広く学びたい人におすすめです。
女性革命家アンソロジー〈日本語〉
『女性たちのフランス革命』クリスティーヌ・ル・ボゼック著/白水社(2023)
市井から指導者層まで幅広い女性を取り上げ、政治参加の実態を描く学術的概説。
フランス革命の女たち――激動の時代を生きた11人の物語


フランス革命の中で生きた11人の女性の物語を、ひとりひとり紹介している本です。



有名な人物だけでなく、当時を生きた普通の女性たちの姿も描かれていて、歴史の授業よりもずっと身近に感じられます。
マンガ『ベルサイユのばら』の作者が書いているので、とても読みやすく楽しく学べますよ。
女性革命家アンソロジー〈日本語〉
『フランス革命の女たち――激動の時代を生きた11人の物語』池田理代子著/新潮文庫(2024 新版)
『ベルサイユのばら』作者による読みやすい人物エッセイ集。
3人の女性リーダーと 真似ポイント





3人の女性リーダーを手本として、真似できるポイントはありますか?



ありますよ!
自分の課題と照らし合わせながら、参考になるポイントをお伝えしますね。
人物 | 真似したいポイント | 今日から出来る一歩 |
---|---|---|
オランプ・ド・グージュ | 言葉 → 行動で示す | 1行スローガンを宣言し、自分が最初に実践 |
シャルロット・コルデー | 準備で迷いを消し、決断を早める | “5W1Hシート”で 48h 以内に結論 |
ポリーヌ・レストー | 共感で仲間を巻き込む | 週1の相談タイム+有志プロジェクト立ち上げる |
2-1 オランプ・ド・グージュ:言葉→行動



なぜ、言葉を行動で示すといいのですか?



思いを形にしないと誰も動かないからよ



具体的に何をすればいいですか?



チームビジョンが曖昧だとメンバーは動けないから、 目標を 一文 で掲げ、リーダー自身が実践すると周囲が動きやすいよね。
思いを紙に書く → 配る → 自分が先に動く
まずは 10 文字くらいの合言葉 を作り、声に出して宣言するところから始めれば OK です。
【参考テンプレート】
私たちは、(期限)までに(目標)を達成します。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
例)私たちは、来月末までに残業時間を 月20h 以下にします。
2-2 シャルロット・コルデー:準備 → 決断



なぜ、準備を整えて早く決断するといいのですか?



根拠をそろえると迷いが消え、行動がブレなくなるからよ。



具体的に何をすればいいですか?



まず “5W1Hシート” で目的・方法・期日を可視化し、48 時間以内に「やる/やらない」を決めるとチームが動きやすいよね。
情報を集める → リスクを整理 → 期日を切って結論
迷ったら 「今日中に決めることは?」 と自分に問い、期限を宣言すれば OK。
【参考テンプレート(ミニ 5W1H)】
項目 | 記入例 |
---|---|
Why(目的) | 会議時間を週 60 → 40 分に短縮 |
What(内容) | 議題を 2 件のみに絞る |
When(期限) | 次回会議から適用する |
Who(責任) | 進行:自分 記録:A さん |
How(方法) | タイマー&議事録テンプレを使う |
2-3 ポリーヌ・レストー:共感 → 巻き込み



なぜ、共感して仲間を巻き込むといいのですか?



「分かってくれるリーダー」だと感じた瞬間、人は自然と動き出すからよ。



具体的に何をすればいいですか?



週1のなんでも相談タイム(30 分)で声を聴き、出てきたアイデアを有志プロジェクトとして任せると主体性が生まれるよね。
【参考テンプレート(相談タイム告知)】
毎週木曜 15:00-15:30 は「何でも相談ルーム」開催します。
テーマ自由・途中入退室 OK!
仮想インタビュー:歴史と今が語り合う


歴史のリーダー像は偉人伝ではなく、私たちへの 実践ヒントの宝庫。
ここでは「もし当時の女性たちが現代オフィスに現れたら?」を想定し、対話形式で学びます。



読みながら、ぜひ自分自身にも問いかけてみてくださいね。
4-1. 【共感×勇気】優しさだけじゃ動けない
👩💼:現代女性リーダー(30代・課長)
「相手の気持ちを考えると、つい言いにくいことは避けてしまいます。」
👱♀️:オランプ・ド・グージュ
「私も同じよ。黙っていた方が楽”って思ったこと、何度もあったわ。
でも、誰かが言わないと何も変わらない。」
言いにくい話ほど、最初に伝える内容は「共感+目的」から始めると角が立ちません。
例)「残業が増えて大変ですよね。だからこそ今月は定時退社に挑戦しませんか?」



勇気をもって言葉にすることで、信頼が生まれますよ。
4-2. 【逆境×判断】「やめたい」と思った時こそ問い直す
👩💼:現代女性リーダー(40代・部長)
「何をやっても結果が出なく、自分は向いていないのかと不安になります。」
👩🦳:シャルロット・コルデー
「私も誰も助けてくれなかった。でも、“何もしないで後悔したくない”という気持ちが、最後の一歩をくれたの。」
週1 回「なぜ私はこれをやるのか?」を自問し、迷いを棚卸し。



私は「何のためにやるのか」が、自分を立て直す軸になりました。
4−3:【協働×信頼】「私が変える」より「私たちで変える」へ
👩💼:現代女性リーダー(20代・リーダー職)
「声をかけても反応が薄く、結局自分でやった方が早くて…」
👩🦰:ポリーヌ・レストー
「一緒に食事して、話して、笑って…そんな小さな時間が仲間を動かしたの。あなたの姿を皆は見てるわ。」
自分の声が届かないと感じたら 信頼貯金 を増やす。
今日は誰かに「ありがとう」と伝えるだけでも信頼貯金の一歩。



自分たちで変えていく姿勢が、チームの空気を動かします。
3分でわかる!リーダータイプ診断(5問)


「リーダーとして、どう振る舞えばいいのか分からない…」
そんな時こそ、誰かを参考にすることが大きな助けになります。
ここでは、革命期の女性リーダーたちの特徴をヒントに、「自分だけのロールモデル」を見つけるための2つのワークをご紹介します。



自分の強みや価値観に合ったリーダー像を、楽しみながら発見してみましょう。
5-1:革命期リーダー診断チェックリスト(5問)



自分の思考パターンや価値観を知ると、どのリーダーに近いかが見えてきます。
以下の5つの質問に、「はい」「いいえ」で答えてみてください。
質問 | 内容 |
---|---|
Q1 | 困っている人を見ると、つい手を差し伸べたくなる方だ |
Q2 | 自分の意見は、たとえ少数派でも口にしたい |
Q3 | リーダーとして“支える役”にまわる方が得意だと思う |
Q4 | 何かに納得できないと、行動せずにはいられない |
Q5 | 誰かと協力して目標を達成するのが好き |
「はい」が多い質問が…
- Q1・Q3 → ポリーヌ・レストータイプ(共感×行動力)
- Q2・Q4 → オランプ・ド・グージュタイプ(理念×発信力)
- Q2・Q5 → シャルロット・コルデータイプ(信念×実行力)
※どれかに完全に当てはまらなくてもOK!
あなたの中に複数の要素が混ざっていて当然です。
5-2:わたし流リーダーシップのつくり方(3ステップ)



「この人のここが素敵!」と思える部分をヒントにして、自分らしいリーダーのスタイルを育てていきましょう。
- 憧れる人物を1人選ぶ(歴史でも、今の上司や知人でもOK)
例)オランプ・ド・グージュ - その人の真似したいポイントを1つ決める
例)「自分の考えを、恐れずに言葉にする姿勢」 - 真似したいポイントを明日すぐにできる行動に変える
例)「朝のミーティングで、自分の意見をひと言だけ言ってみる」
例)グージュ→「恐れず発信」→明日の朝礼で自分の意見をひとこと言う。



憧れのリーダーを「型」にして、そこに自分らしさを足していく。
5-3:ロールモデルが「いなくても」大丈夫
「この人!」と思える尊敬できる人が見つからなくても、焦らなくて大丈夫。
過去の自分、理想の上司像、心を動かされた映画の登場人物。
どんな存在でも、「こんなふうにありたい」と思えるなら、それはあなたにとって立派なロールモデルになります。



リーダー像は自分らしい形で育てていけば大丈夫!
▼もし今「リーダーに向いてないかも…」と悩んでいるなら、こちらの記事も参考になります


よくある質問(FAQ)
ここでは、歴史上の女性リーダーから学ぶにあたり、よくある質問とその回答をご紹介します。
- 歴史の話って、仕事に役立つの?
-
はい、歴史のリーダーたちが直面した“本質的な葛藤”は、現代の私たちにも通じます。過去の選択や姿勢から、「迷いの中でも前に進む方法」を学べることが多く、意外にも日々の仕事に具体的なヒントが得られます。
- 自分はあまりリーダータイプではないと思っているのですが、参考になりますか?
-
もちろんです。歴史に名を残した女性たちも、最初から“リーダーらしさ”を備えていたわけではありません。むしろ迷いや不安を抱えながら、自分なりのやり方を見つけていった人たちなので、むしろ共感しやすいと感じるはずです。
- 革命期の話ってスケールが大きすぎて、自分と重ねられない気がします…。
-
確かにスケールは大きいですが、彼女たちの原動力は「目の前の小さな違和感」や「身近な誰かのために」という気持ちでした。その点では、今の私たちが抱える問題や葛藤とも地続きです。視点を変えると、ぐっと近づいてきますよ。
- ロールモデルを探しても、しっくりくる人が見つかりません。
-
無理に“誰か”を完璧に真似しようとしなくて大丈夫です。大切なのは、「この人のここが好き」と感じる部分を少しずつ集めて、自分なりのリーダー像をつくっていくこと。ロールモデルは“ひとり”じゃなくてもいいんです。
- 女性リーダーには「強さ」が求められると感じて、疲れてしまいます。
-
「強くあること」がプレッシャーになる気持ち、よくわかります。でも、本当に求められているのは“自分らしく”誠実に向き合う姿勢です。無理に誰かの型にはまるより、あなたの誠実さが周囲に安心感を与える力になります。
- 歴史を学ぶのは面白いけど、それを行動に移すのが難しいです。
-
行動は小さくて大丈夫です。たとえば「気になった言葉をメモする」「憧れの人の話し方を真似してみる」など、“一歩”から始めるのがコツです。学びを無理に大きく活かそうとしないほうが、自然と身につきやすくなります。
- 変化を起こしたいと思っても、周りが動いてくれません。
-
自分ひとりで全部を変えようとするのは、とても大変です。最初は“共感してくれる一人”を見つけることから始めてみましょう。仲間と目線を合わせて進むことで、信頼が生まれ、やがて変化の輪が広がっていきます。
- リーダーになると「正解」を求められているようで怖いです。
-
正解を出すことよりも、「一緒に考える姿勢」のほうがチームにとっては大事だったりします。リーダーはすべてを知っている人ではなく、“一歩先に問いを立てられる人”。答えよりも対話の姿勢が信頼につながります。
- 自分の考えを言うのが苦手で、発信に自信がありません。
-
最初から上手に話す必要はありません。大切なのは、伝えたい想いや考えを、自分の言葉で丁寧に届けようとする気持ちです。実際、歴史上のリーダーたちも、たった一言から周囲の心を動かした例はたくさんあります。
- リーダーとしての成長に、どんな学び方が向いていますか?
-
「知識を増やす」だけでなく、「自分と対話する時間」を意識して持つことが大切です。日記をつけたり、ふと気づいたことを書き留めたりするだけでも、自分の中にある“リーダーの芽”に気づけることがありますよ。
まとめ:迷いは“行動”でこそ超えられる


この記事の大事なポイントをまとめます。
- 歴史に名を残した女性リーダーたちは、迷いや不安を抱えながらも信念を持ち、行動した姿勢で、学びのヒントを残している。
- 共感や優しさだけでなく、時に「伝える勇気」や「決断する力」を持つことが、信頼されるリーダーへの第一歩になる。
- 革命期の女性たちのリーダーシップは、言葉・判断・関係性の作り方といった本質的な力において、今の職場にも応用が可能。
- ロールモデルは完璧な存在である必要はなく、「この人のここが好き」と思える要素を組み合わせることで、自分らしい像を築ける。
- 小さな誠実さと行動を積み重ねることこそが、変化を生み出し、自分自身とチームの未来を切り拓く確かな力になる。



迷ったり、不安になったりするけど、それでも一歩前進してみましょう!
さらに学びたい方へ:まとめて読むならこの4冊
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