
リーダーに選ばれたけれど、何をすればいいのかサッパリわかりません。
そんな不安を抱えていませんか?
この記事では 短い言葉×小さな行動を毎日ひとつずつ試すだけ 。
具体的には、
- 初日〜7日目まで「今日やること」が30秒でわかる。
- 年上部下・多忙ママでも使える“勇気づけフレーズ”が丸ごと手に入る。
7日後にはチームの信頼とあなた自身の自信を同時に底上げするロードマップをお届けします。
リーダー歴10年以上の私(ユリ)が、現場でつまずいたリアルな失敗談と「これなら真似できる!」と評判だった成功フレーズをお伝えします。



この記事を読み終える頃には、あなたも「リーダーに必要なのは特別な才能よりも小さな一歩の積み重ねだ」と理解し、自分らしいリーダー像を育てたいと思えるはずです!
\気になる項目をタップして読もう!/
リーダー初日に何をすればいい?7日間ロードマップの全体像





リーダーになって最初の1週間…具体的に何をすればいいですか?



その答えは、7⽇間プランに入る前の 「Day 0」に隠れています。
この三本柱を押さえておくと、7⽇後に得られる成果が段違いに伸びます。
ここでは、土台を固める方法を確認しましょう。
POINT①:信頼は「初日の1分」で決まる
最初のあいさつと態度が、チームからの信頼を左右する。
第一印象で「任せても大丈夫かな」と感じてもらえれば、その後の指示が通りやすくなり、仕事が進みやすくなります。



なんといても第一印象が大事です!
明るく、元気に、そして笑顔で接しましょう〜♫
POINT②:7日間で「小さな成功」を積むべき理由
毎日一つ成功体験を重ねれば、自分にも部下にもポジティブな勢いが生まれる。
チームのやる気の約70%はリーダーの関わり方で決まるとされます。
早い段階で前向きな雰囲気を作るほど、後の成果につながりやすいです。
いますぐ出来る「小さな成功」を生む5つの具体行動
いつ | 行動 | ねらい | やり方はこれだけ! |
---|---|---|---|
出社直後 | 名前+ あいさつ | 「見てもらえている」 という安心感を最速で作る | 通路で出会った部下に〈名前+笑顔+ひと言〉を必ずセットにするだけ |
午前中 | 1 人 1 件の困り事ミニ質問 | 聞く姿勢を示し、早めに火種を消す | 「今つまずいていることある?」と聞き、付せんに 1 行メモして机に貼る |
昼休み前 | 目標を数字で可視化 | ゴールを具体化し、午後の集中力を維持 | 今日中に終わらせたいタスクをホワイトボードに「件数」や「時間」で書く |
15 時ごろ | ほめミーティング | 小さな成果を全員で共有し士気を上げる | チャットに「今日の Good!」スレッドを立て、良かった点を 1 行ずつ投稿 |
退勤 10 分前 | セルフレビュー送信 | 自分の成長を言語化し、翌日の行動を明確にする | ①できたこと ②学び ③明日の1歩をチャットで自分宛て DM する |
- すべて 1〜5 分 で終わる小さな行動なので、業務を止めずに実施可能。
- 「名前を呼ぶ」「数字で示す」「すぐ共有する」の3要素を入れると、部下のやる気に直結しやすくなります。



これらを毎日回すだけでも
「小さな成功体験 → 前向きな雰囲気 → 成果アップ」
の好循環が生まれます。
まずは今日、出社直後のあいさつラウンドから試してみてください!
POINT③:全体像を「見える化」すると行動が続く
7日間の予定を一枚のシートにまとめ、毎朝確認するだけで行動が止まりにくくなる。
人は次にやるべきことが視覚的に示されると迷いが減り、実行率がUP。



私自身も、クレームが多かった部署を7日単位でタスク分解し、進捗を共有してきました。
現場での再現性が高い方法でおすすめです。




DAY 1|最初のあいさつで空気をつかむ





初日で一番大事なことは何ですか?



初日は、チームとあなたの「空気感」を決める勝負どころ。
次の3つのポイントをおさえてね!
ここで紹介するのは、小さな行動で信頼をつかむ、再現性の高い方法。
すぐ試せる内容なので、ぜひ読み進めてください。
1-1:最初の「おはよう+名前呼び」が信頼スイッチ
朝一番に全員の名前を呼び「おはようございます!」と声をかけるだけで、信頼関係の土台ができる。
人は自分の存在を認められると安心感が高まり、上司への相談ハードルが下がります。
まずは 名前+ひと言あいさつ から始めてみましょう。
今日の朝礼後すぐ、通路ですれ違う部下 1 人に 「田中さん、おはようございます!今日もよろしく」 と声をかける―それだけで OK。
翌日には「昨日のあいさつ、嬉しかったです」と話しかけられるかもしれませんよ。



私も部下の名前を必死に覚え、あいさつを名前をつけて徹底したところ、部下からどんどん話しかけてもらえるようになりました。
1-2:目を見て3秒+笑顔で温かさと能力を同時に伝える
アイコンタクトと笑顔を3秒キープ。
「今日もよろしく」の一言を添えると、温かさと頼もしさが同時に伝わる。
第一印象で「信頼できる」「有能そう」の両方を感じてもらえると、その後の指示が通りやすくなります。



新人時代、視線をそらして失敗した経験から「3秒ルール」を実践。
ぎこちなさが消え、部下の表情もやわらぎました。
1-3:挨拶後に「ひとこと質問」で会話の芽を植える
あいさつ直後に「今、困っていることありますか?」と一言加えると、対話が継続しやすくなる。
質問により部下が返答すると交流が「一方通行」で終わらず、関係が早く深まります。



なぜ「ひと言質問」で関係が一気に深まるのですか?



双方向コミュニケーションのスイッチが入るからです。
メカニズム | 詳細 | 具体例 |
---|---|---|
1. 呼応反射が働く | 人は問いかけられると、自然に返事したくなる心理反射が発動。 → 上司と部下の最初のやり取りが キャッチボール型になり、 一方通行の指示ではなく対話モードに切り替わる。 | 「困っていることある?」 → 部下「実は顧客データの整理で…」 |
2. 話す=自己開示の第一歩 | 悩みや課題を口にすると、それは小さくても自己開示。 → 自己開示が始まった相手とは心理的距離が縮まりやすく、 「この上司には本音を言っていいんだ」 と感じてもらえる。 | 「時間が足りなくて…」と打ち明けた瞬間、部下は少し弱みを見せている |
3. 聞く姿勢を証明できる | 質問→黙って聞く→要約して返す、の流れを 30 秒行うだけで 「この人は話を途中で遮らない」と分かります。 → 部下にとって 心理的安全性 が急上昇。 | 上司「なるほど、データ整理に時間がかかっているんだね。後で一緒に方法考えよう」 |
4. 初回プライミング効果※ | 最初に得た印象は記憶に残りやすく、後の評価に影響(初頭効果)。 → 新任リーダーの場合、「聞いてくれる人だ」という第一印象は、その後の指示やフィードバックへの受け入れやすさを左右。 | 最初の 1 週間で相談件数が増えると、以後も相談しやすい空気が定着 |
5. 小さなフォローが 信頼の証拠になる | 質問を受けた側は 「後で気にかけてもらえるかな?」と無意識に期待。 → 翌日までに簡単なフォロー(「あれ、どうなった?」)を入れると言行一致が確認でき、信頼が一層強固に。 | 翌日「昨日のデータ整理、ツール入れ替えたら早くなるか確認できた?」 |
※:プライミング効果→先に触れた刺激(言葉・映像・行動)が、そのあとの判断や行動に無意識のうちに影響を与える現象 。
いわば心の下準備をつくる効果。
実践ステップ(30 秒 × 3 アクション)
- 問いかけ(6 秒)
「何か手こずっていること、ありますか?」 - 黙って聞く+うなずき(15 秒)
相手が話し終えるまで口を挟まない。 - 要約&次アクション宣言(9 秒)
「データ整理に時間がかかっているんですね。午後までにショートカットを一緒に探しましょう!」
これでちょうど 30 秒。
翌日、「昨日の件どう?」と声をかければ、気にかけてくれる上司のラベルが部下の中で確定!



私はひとこと質問をメモし、翌日にフォロー。
部下から「覚えてくれてうれしい」と言われる確率が高まりました。
DAY 2|30秒ヒアリングで信頼をつくる





初日は心構えはわかりました。
2日目も具体的に教えてください。



リーダー2日目は「聞く力」で勝負しましょう。
わずか30秒のヒアリングでも、相手は「この人になら相談できる」と感じてくれます。
今日は「聞く→メモ→フォロー」の3ステップで、チームの信頼度を一気に高めましょう。
2-1:30秒でも「聞いてくれた」と感じさせる
1人30秒だけ悩みをたずねると信頼が芽生える。
人は「自分の声を聞いてくれる人」を味方と認識し、安心して本音を話しやすくなるものです。



雑談 10 秒 → 質問 20 秒 → 終了宣言 の 30 秒パターンから試してみてください。
慣れれば「気軽に相談できる上司」というポジティブな印象が定着しますよ。
2-2:「聞きながらメモ」で真剣度を示す
相づち+キーワードを書き留めると「本気で聞いてくれている」と伝わる。
視覚的な証拠(メモ)により、部下は自分の悩みが軽く扱われていないと確信できるからです。



メモは付せん1枚にまとめ、相手の前で読み上げ確認すると認識違いゼロに。
2-3:24時間以内のフォローが決め手
聞き取った悩みは翌日までに「◯◯こう動きます」と返すと、約束を守る上司として評価される。
聞くだけで終わらず行動で示すことで、言葉と行動の一致が信頼を確固たるものにします。



私は24時間ルールで対応策を共有。
DAY 3|「ありがとう」を数字で示すフィードバック





ちょっとずつ慣れてきました。
3日目のポイントはなんですか?



3日目は、部下に「ありがとう」と伝えてみましょう。
ただ伝えるだけではもったいないので、数字を添えると、相手のやる気がぐんと伸びますよ♫
今日は「感謝+数字」のシンプルなフィードバックで、チームの成果を加速させる方法を押さえましょう。
3-1:数字を添えた感謝は効果が21%アップ
「ありがとう、作業時間を30分短縮できたよ!」のように成果の数字を加えると、生産性が大きく向上する。
数字は成果を具体的に実感させ、「自分の仕事が価値を生んだ」と確信させるきっかけになるからです。
社員が定期的に認識される職場では、組織全体の生産性が平均21%伸びると報告されています。
↓ ↓ ↓


引用:Achievers



私は「◯件の処理が早まったよ」と数字で伝える習慣を持ったところ、チーム内の提案数が2週間で1.5倍に増えました。
3-2:90%の人が「もっと頑張ろう」と感じる
数字入りフィードバックを受けた部下の大半が、次の仕事への意欲を高める。
なぜなら「具体的な成果を認めてもらえた」という達成感が、追加の努力を引き出すからです。
2024年の調査では、認識を受けた社員の90%が「さらに努力したい」と回答。
↓ ↓ ↓


引用:Achievers



「残業ゼロに貢献してくれてありがとう」と伝えた翌週、同じメンバーが自主的に改善案を持ってきてくれました。
3-3:チーム全体に共有して相乗効果
数字入りの感謝をチャットや朝礼で公開すると、周囲にもポジティブな連鎖が広がる。
他のメンバーが「自分も見てもらえる」と感じ、成功行動を真似しやすくなります。
\定期的な公開認識があるチームは、離職率が31%低いというデータがあり/


引用:Achievers



私は週1回「Good News」と題したスレッドで数字入り感謝を共有。
3か月で部門離職ゼロを達成しました。
DAY 4|任せる勇気―小さな権限委譲





空気はつかめてきました。
ただ…部下の作業を見ていると、私がやった方が早いと感じてしまうことがあります。



「自分でやった方が早い」と感じるときこそ、リーダーの成長チャンス!
4日目は「小さく任せる」を合言葉に、部下の自主性とチームの勢いを同時に引き出します。
4-1:まずは作業の最後の30%を任せる


最初はタスク全体ではなく「仕上げの確認」「提出前のチェック」など最後の30%を渡すと、スムーズに任せられる。
終盤の工程は目的や品質基準が見えやすく、失敗してもリカバーしやすいので、部下も上司も安心して挑戦できます。
作業の最後の30%だけを部下に渡す具体的ステップ
手順 | やること | ポイント | 例 |
---|---|---|---|
① ゴールを見せる | 完成見本を渡し 「このレベルで仕上げてね」と伝える | 仕上がりイメージがあれば迷わない | 仕上がった見積書 PDF を共有し 「チェック項目は赤字で入れてあるよ」と説明 |
② 最後の工程を切り出す | 確認・提出など終盤作業だけを依頼する | 目的も品質基準も見えやすく失敗しても巻き戻しが小さい | 見積書なら 「数字・誤字チェック」と 「メール送信前の添付確認」を任せる |
③ チェックリストを渡す | 正解基準をリスト化し一緒に読み合わせる | 何を見れば合格かが明確になる | 「金額3桁区切り」 「日付西暦」 など5項目のチェック表を共有 |
④ 初回は並走する | 部下が確認する横で自分も画面を見守る | 迷ったら即ヘルプでき安心感UP | 1 つ目の見積書だけ付き添い、疑問が出たら口頭で回答 |
⑤ フィードバックは数字+感謝 | 「誤字ゼロで助かった!修正時間15分短縮」と具体的に伝える | 数字が入ると達成感が強化され次もやる気が出る | 翌朝の朝礼で全員の前で誤字ゼロ&15分短縮を称賛 |



私は書類の最終チェックを新人に任せるところから開始。
1か月後には「自分が整えるので安心してください」と自発的に名乗り出てくれました。
4-2:ルール3つだけ示して自由度を確保
期限・品質基準・相談タイミングの3点だけ決め、それ以外は本人に委ねると主体性が芽生える。
細かく指示するより大枠を示す方が、部下が自分のやり方を試しやすくなり、学びが深まる。



「納期は金曜18時・品質は誤字ゼロ・迷ったら木曜午前に相談」の3ルールで任せた結果、手戻りが半減しました。
4-3:1歩引くことでチーム成長率が3倍に
高い頻度で任せるリーダーほど、チームの成長スピードが飛躍的に上がる。
成功体験を積んだ部下は次の挑戦を自ら探し出し、リーダーは空いた時間で戦略に集中できる好循環が生まれます。



私自身も「作業時間の20%を任せる」と決めてから、施策検討の時間が増え、四半期売上が過去最高を更新しました。


DAY 5|チーム目標を“私たちゴール”に書き換える





5日目になると疲れも出てきました…



あと少し、頑張って!
5日目は、チーム目標を私たちゴールに書き換える日です。
メンバーが主体的に目標づくりへ参加すると、一気に「自分ごと化」が進みます。
ここでは、たった10分で参加型ゴール設定ができる手順と、その効果を裏づけるデータを紹介します。
5-1:参加型ゴールでエンゲージメント3.6倍
メンバーを目標設定に巻き込むと、仕事への前向き度が約3.6倍に跳ね上がる。
自分で決めた目標は「達成したい」という内発的な動機を刺激し、仕事が自分ごとになるからです。



私の現場でも、目標会議を「相談時間」に変えた翌月から、進捗報告の自主提出率が75%→92%へアップしました。
5-2:10分KPT付箋ワークで「私たちゴール」を作る
KPT(Keep:続けたいこと、Problem:困っていること、Try:試したいこと)を書き出すと、わずか10分でチーム全員が納得する目標にアップデートできる。
付せんに
- 続けたいこと
- 困っていること
- 試したいこと
を書き出し、似た項目をグループにまとめるだけで、チーム全員が自然と同じ目標に向かうためです。



私が5人チームで試した際は、ふせん48枚を5項目に統合し、「〇〇を今期30%短縮」という全員納得のゴールが完成しました。
5-3:目標を「見える化」すると達成率が伸びる
完成した目標をホワイトボードやチャット固定メッセージに掲示すると、行動がストップしない。





掲示後は「進捗グラフを更新したい」と部下から申し出があり、毎週のミーティングが数値確認中心へ。
自然と改善アイデアも増えました。
DAY 6|成功を“見える化”して祝う





6日目に突入。
少しづつ自信がつきました!



ラストスパートよI
日々の頑張りを「見える形」で喜び合うと、チームは一気に前向きになります。
6日目のテーマは「成功の可視化」。
小さな達成を大きく褒め、勢いを加速させる具体策を押さえましょう。
6-1:小さな達成でも祝えば意欲が跳ね上がる
小さな成功をその日のうちに共有すると、部下の意欲が伸びる。
ちょっとした結果でも、その日のうちに「やったね!」と皆で讃えると、チームのやる気が一気に高まります。
人は「前に進んでいる」と実感した瞬間に脳内でドーパミン(やる気を後押しする物質)が出るため、「次も頑張ろう」と自然に前向きな行動が続きます。



私は、部下のちょっとした成功や、良さを見つけてはどんどん声にして伝えてきました。
6-2:見える化ツールで「出来た!」を残すとチームのやる気がUP


チャットの固定メッセージや共有ボードに「Good Newsスレッド」を設け、成果を投稿していくと、全員の前向き度が上がる。



「Good Newsスレッド」とは何ですか?



チームのチャット(Slack・Teams・Google Chat など)や共有ボードに良いニュース専用の投稿欄を常設し、メンバーが「今日できたこと」「助かったこと」を気軽に書き込む仕組みよ。
成果・感謝・前進 をリアルタイムで可視化する掲示板 よ。
- チャットや共有ボードに “Good News スレッド” を作る
メンバーが終わった仕事や良い成果を、その都度ひと言で投稿。 - 成功が一覧で見えるように固定表示
画面を開くたびに、みんなの「できた!」が目に入る。 - 何度も目にすることで効果が続く
「進んでいる」「役に立てている」と実感でき、次の行動へのエネルギーになる。
成果を文字や数字で残すだけで、「やれば前に進む」という事実を毎回思い出せるため、チーム全体の前向き度(エンゲージメント)が自然に高まります。
視覚的な記録は「やった分だけ前に進む」という事実を繰り返し思い出させ、次の行動を後押しする。



週1回グラフを更新するだけで「数字が伸びる瞬間が楽しい」と声が上がり、自主的な共有が続くようになりました。
6-3:公開の称賛が離職率を下げる
頑張りをチーム全体で讃える文化があると、離職率が約3割下がる。



公開でほめ合うとなぜ離職が減るのですか?



①認めてもらえた安心感 が生まれる
②仲間意識 が強まり、居心地がよくなる
③「ほかの会社に行く理由」が薄れる
だから、成果をみんなの前で共有し合うだけで、人が辞めにくい職場を作れるのです。


引用:リクルートマネジメントソリューションズ「ワーク・エンゲージメント実態調査」



朝礼でみんなで祝う仕組みに変えてから、私のチーム離職者はゼロです。
DAY 7|60秒セルフレビューで習慣を固定する





ついに最終日、方向性が見えてきました!



ここでは、毎日たった60秒のセルフレビューで学びを定着させ、明日からの行動をラクに続ける仕組みを紹介します。
紙とペンさえあれば今すぐ始められるので、読みながらメモの準備をしてみてね。
7-1:たった1分の振り返りで学びが29%アップ
やることは、仕事や作業が終わった後に 60秒で今日の学びをメモするだけ。
「何を学んだか」を言葉にすると、脳が経験を整理しやすくなり、次の作業にすぐ活かます。



1分で終わるため続けやすく、しかも効果は大きい!
「終わったらすぐ1分メモ」を習慣にしてみましょう。
\「毎日10分以上の振り返り層は、やりがい実感が29%高い」という日本のデータ/


引用:ALL DIFFERENT(旧ラーニングエージェンシー)「若手社員1,200人調査|内省支援編」
https://www.all-different.co.jp/topics/20250116
7-2:3つの質問が自己効力感を押し上げる
- 今日できたこと
- そこから学んだこと
- 明日試すこと
この3つを毎日自分に問いかけるだけで、小さな成功と学びをはっきり意識できるようになる。
小さな成功と学びを自覚することで「自分ならできる」という自己効力感が強まり、継続の原動力になります。



3問チェックを続けた部下は1か月で提案件数が2倍に。自分の成長を実感できると表情まで明るくなります。
7-3:毎日の反省ノートで成果23%アップ


振り返りを習慣化したチームは、しなかったチームより仕事成果が約23%高かった。
1日1分の振り返りを習慣にしたチームは、まったく振り返りをしなかったチームより仕事の成果が約23%高いという調査結果があります。(引用:library.hbs.edu)



なぜ伸びるのですか?



書き出すことで
①「何を直せばいいか」が目に見える
②次の行動をすぐ修正でき、改善サイクルが加速するからなの。
フォーマットは 1行×3項目”でOK
- 今日できたこと
- 学んだこと
- 明日やること
たった1分でも、毎日続ければ大きな差になります。
まずは今日の退勤前に試してみましょう。
女性リーダーがつまずきやすいQ&Aベスト5





このQ&Aではよくある5つの悩みを、データとユリの実体験でサクッと解決。
読み終える頃には、あなたらしい一歩を軽やかに踏み出せます♫
- 年上の部下とどう距離を取ればいい?
-
「敬意を示しつつ決断はリーダーが下す」が最適解。尊重を先に示すことで、任せてもらえる空気を作り、指示が通りやすくなります。
- 優しさと厳しさ、どちらを前面に出すべき?
-
「共感7割+基準提示3割」のバランスが成果を伸ばします。女性リーダーは協働を促しやすく、明確な基準を添えるとチームのエンゲージメントが高まるため。
- 家庭と両立できるか不安で前に出にくい…
-
「スケジュールの透明化+支援を頼む」の二段構えで乗り越える。家事・育児負担は“母性ペナルティ”と呼ばれ昇進機会を阻むが、周囲に共有し協力を得ることで解消できる。
- 自信がなくて一歩踏み出せない…
-
「ロールモデルを探し、3か月だけ真似る」が最短ルート。似た境遇の成功例を観察すると自己効力感が高まり、行動量が増えるため。
- 「若いから頼りない」と見られるのが怖い…
-
先に成果を“数値化”して示し、年齢ではなく結果で評価してもらう。女性リーダーは年齢に関係なくエイジズムの対象になりがちだが、数字は偏見を上書きしやすい。
おすすめ記事・書籍紹介


ここまでの7日間で身につけた《短い言葉×小さな行動》を定着させ、さらに成長し続けるためのヒントをまとめます。
もっと深掘りしたい人へ―おすすめ3選
信頼を強化し続けるには、実例と理論の両方を学ぶのが近道。
異なる視点を組み合わせると「自分ならどう応用するか」を具体化できます。
記事:『部下が動かない…信頼を育てるリーダーの7つの習慣』



ちょっと先を見越して、部下に任せるのが怖く、何でも自分で抱え込みがちな新任リーダー向けの記事です。


書籍:『フィードバック入門』(武蔵野大学出版)――具体例豊富で新任リーダーに最適



この書籍は、
①年上の部下(先輩など)にどう伝えたらいいか悩んでいる人
②相手に成長してもらうための効果的なアドバイスの仕方を学びたい人
③チーム全体を明るくして、みんなで良い結果を出したいと考えている人
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コチラは紹介動画です!
書籍:『リーダーシップの旅』(英治出版)―日本人女性リーダーのリアルな体験談



この書籍は、
自分には関係ないと思いがちなリーダーシップを、まだ見ぬ未来を信じて最初の一歩を踏み出し、仲間と共に自分らしく成長したい全ての人におすすめです!
コチラは紹介動画です!


まとめ


このまとめでは、7 日間ロードマップの要点だけをサクッとまとめて一行ずつ並べてみました。
- 初日はとにかく全員の名前を呼んで笑顔であいさつする。
たった1分で「安心して任せられる上司」という第一印象が決まり、その後の声かけや指示を受け入れてもらいやすくなる。 - 毎日一つ「できた!」を数字つきで褒め合い、チャットやホワイトボードに貼り出すと前に進んでいる実感がわき、チーム全体のやる気と仕事スピードがぐんと上がる。
- タスクは最初から全部渡さず、提出前の確認など最後の30%だけ任せると失敗してもリカバーしやすく、部下は達成感を得て自主的に次の仕事に手を挙げるようになる。
- 付せんに「続けたい」「困っている」「試したい」を書き出して10分でまとめれば、メンバー全員が納得する「私たちゴール」が完成し、自分ごと化して動き出す。
- 毎日退勤前に60秒で「今日できた・学んだ・明日やる」をメモするだけで頭が整理され、学びが定着しやすくなり、半年後には成果や自信が目に見えて伸びる。
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