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300人のチームをまとめた時に心がけた5つのこと

「人をまとめるって、どうしたらいいの?」

「指示しても動かない…」

「誰にも本音が話せない…」

チームを率いるリーダーの立場になったとき、誰もが一度はぶつかる“人との向き合い方”の悩み。

私も最初は、たった3人のメンバーから始まりました。

でも、気づけば300人を超える組織の責任者に——。

この記事では、

ユリ

私が大切にしてきた「信頼されるリーダーになるための5つの習慣」をご紹介します。

目次

300人をまとめて見えた、信頼されるリーダーの5つの習慣

最初は、私を含めてわずか3〜4人の小さな活動からスタートしました。

「まずは、心を通わせること」


それを最優先に、職場や自宅にも足を運び、一人ひとりと信頼関係を築くことに時間を惜しみませんでした。

仲間たちが、友人や知人を連れてきてくれるようになり、口コミだけで自然に組織が広がっていきました。

気がつけば、300名を超える規模のコミュニティに成長していたのです。
※ネットワークビジネス等ではありません

私のモットーは「まず自分が楽しむこと」

悩みや不安を抱えた人と話すときは、相手の言葉を決して否定せず、「そういう考えもあるよね」とまず受け止める。


そのうえで、「こういう見方もできるかもしれない」と提案するように心がけてきました。

大切なのは、最終的な答えは本人に出してもらうこと。

その人が「自分で決めた」と感じられるように、私はあくまでそっと花を持たせるようにしていました。

相手に必要なヒントやアイディアを渡すために、本をたくさん読み、響く言葉を探し続けてきました。

「今このタイミングだ」と感じたときには、迷わず背中をそっと押す。

そんな関わり方を、ずっと大切にしてきました。

私が心がけた5つのこと

ベースにあったのは、「まず自分が楽しんでやること」でした。

自分が苦しいと、心に余裕がなくなってしまいます。

そうなると、言葉が表面的になり、気持ちも伝わりません。

だからこそ、「心からの言葉」が届くリーダーでいたい。

そう思って、日々の関わりの中で大切にしてきたことがあります。

それが、次の5つの行動です。

  • ひとりひとりの名前を覚える
    名前を呼ばれるだけで、人は「自分を見てもらえている」と感じます。
    小さなことのようで、信頼の第一歩になると実感しています。
  • 否定から入らず、まず受け止める
    どんなに納得できない意見でも、まず「そう思ったんだね」と受け止めることから。
    そうすることで、相手の心は自然と開いていきます。
  • 感謝の気持ちは、その場で伝える
    「ありがとう」は、言葉にしなければ伝わりません。
    その瞬間に伝えることが、信頼と安心感につながっていきます。
  • 決断はスピーディに。説明は丁寧に、わかりやすく
    判断を迷いすぎると、チームの動きが鈍くなります。
    決めたら、その理由を丁寧に伝える。それだけで納得感は大きく変わります。
  • みんなを主役に。自分は裏方に徹する
    リーダーが前に出すぎると、部下が育ちません。
    私はチームの光がみんなに当たるように、自分は“支える側”であることを意識してきました。

人数が多くても「信頼」は築ける

組織が大きくなると、どうしてもピラミッド型になりがちです。


でも、規模が大きくなっても「信頼」は築けます。私はそれを実感しました。

まず、トップに立つ立場なら、まず右腕となる存在に「自分の想い」や「これからの方向性」をしっかり伝える。

「ユリさんって、何を考えているかわからない…」
(失敗例として過去に言われたことがあります…)

そう思われないよう、私は考えていることをできるだけ言葉にして、丁寧に共有してきました。

そのうえで、右腕だけでなく、組織全体にその思いが伝わるように働きかけていきます。

新しく入ったメンバーには、私からも積極的に声をかけました。

「幹部だから話しかけづらい」と思わせないよう、あえてフラットな関係を心がけました。

中間管理職にも「新しい人が入ったら、ぜひ紹介してくださいね」とお願いし、チーム全体の風通しを良くするよう意識していました。

組織が大きくなると、立場が上の人ほど都合の良い報告を受けがちです。


現場の声が上に届きにくくなり、「先輩に話しても分かってもらえない」と感じる後輩たちは、孤立してしまうこともあります。

だから私は、幹部からの報告を鵜呑みにせず、現場に足を運んで自分の目で確かめることを大切にしていました。

「困ったときは、いつでも私に言ってきていいよ」そんな空気をつくるよう、意識して動いてきたつもりです。

悩みや不満は、放っておくと膨らみます。
大きくなってからでは遅い。小さなうちに向き合うことが、組織をうまく回す一番の近道でした。

トラブルが起きたときは、私がその現場に入りました。


誰かを責めるのではなく、「一緒に立て直そう」と声をかける。


そうやって一緒に動く姿を見せることで、やがてそれが“信頼のモデル”となっていくのだと実感しています。

最後に:信頼は、習慣の積み重ね

リーダーに特別な才能なんて、なくていい。


大切なのは、小さな気づかいを、あきらめずに続けることだと思います。

どれだけ人数が増えても、
ひとりひとりとの「心の距離」を近づける努力を、私はやめませんでした。

それこそが、信頼されるリーダーに欠かせない一番大切な“習慣”だと、今は胸を張って言えます。

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【第3話】
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「誰にも相談できない…」そんな心の声に寄り添う1本。弱さを抱えたまま前に進むための習慣を紹介しています。

▶︎ ユリについて(プロフィールを見る)

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この記事を書いた人

ユリ❤︎リーダー育成&成長サポート
⟡.·*.··············································⟡.·*.

組織改革のプロフェッショナル。
クレームの多かった部署を僅か2年でクレームゼロに改善し、約300名を統率した実績を持つ。
わずか3ヶ月で組織を変革した経験から、実践的なリーダーシップとマネジメント術を体系化。

リーダーの成長と健康を両立させるため、シンプルかつ継続可能な自己管理術を追求。

・ 部下から信頼されるリーダーシップ術
・ 組織を成長させる戦略的マネジメント
・ 健康×美容を実現するセルフマネジメント

「リーダーとして成長しながら、無理なく自分らしく働く」をモットーに、実践的な情報を発信しています♬.

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