
「私ってリーダーに向いてない気がする…」
「みんなをうまくまとめられない。指示も苦手…」
「チームを引っ張るって、自分には無理かも…」
初めてリーダーに選ばれたとき、多くの人がこんな不安を抱きます。
実は、自信満々にスタートを切れる人の方が少ないのです。
でも安心してください。
完璧じゃなくても、人を動かすリーダーになれます。
この記事では、
を、リーダー歴10年以上の私(ユリ)本音ベースでお届けします。
「向いていない」と感じるあなたへ。



心がふっと軽くなる“リーダーの処方箋”を、今ここにまとめました。
※もっと実践的なステップを知りたい方は、こちらの記事へ👇
初めての女性リーダー、不安だらけ。10年経験者が教える乗り越え方


【診断】あなたは本当に向いてない?


「自分がリーダーに向いてない」と感じるとき、多くは次のような背景があります。
- 自己肯定感が低い:「自分なんかが…」と感じる癖
- 理想のリーダー像とのギャップ:「強く、堂々としているべき?」という思い込み
- 過去の失敗経験:ミスや人間関係でのトラウマが影響していることも
でも、それって本当に「向いていない」からでしょうか?
多くの場合、それは「経験がないことへの自然な不安」にすぎないのです。
ここでは、あなたの不安の傾向をタイプ別に診断&処方箋付きでご紹介します。。
診断!あなたの不安タイプと処方箋
タイプ | よくある不安 | 処方箋(アドバイス) |
---|---|---|
共感タイプ | 人の感情に敏感で気を遣いすぎてしまう。「嫌われたくない」と思い、注意や指示に迷いがち。 | その“気遣い”こそがリーダーの資質。まずは自分にも優しく。一歩引いて見守る力も信頼につながります。 |
完璧主義タイプ | 「失敗できない」「全部こなさなきゃ」と思い詰め、疲弊しやすい。 | 6割の完成でOK!まずはやってみる→振り返る→修正でOK。完璧より継続を。 |
自己否定タイプ | 自分がリーダーに選ばれた理由が分からない。「私でいいの?」とずっと不安。 | 選ばれた時点で、すでに期待されている証拠。不安があるのは真面目な証。1人で抱えず、味方を見つけて。 |



あなたの不安は何タイプでしたか?
あなたはどのタイプ?不安のパターンと“心の処方箋”
「向いてないかも…」と感じる背景は、人によってさまざまです。
その不安の“正体”がわかるだけでも、気持ちはぐっと軽くなるもの。
ここでは、よくある3つのタイプに分けて、それぞれの不安に効く“心の処方箋”をご紹介します。



あなたは、どのタイプに当てはまりますか?
タイプ | よくある不安・行動 | 処方箋(アドバイス) |
---|---|---|
共感タイプ | 人の感情に敏感で気を遣いすぎてしまう。 「嫌われたくない」と思い、注意や指示に迷いがち。 | その“気遣い”こそがリーダーの資質。 まずは自分にも優しく。 一歩引いて見守る力も信頼につながります。 |
完璧主義タイプ | 「失敗できない」「全部こなさなきゃ」と思い詰め、疲弊しやすい。 | 6割の完成でOK!まずはやってみる→振り返る→修正でOK。完璧より継続を。 |
自己否定タイプ | 自分がリーダーに選ばれた理由が分からない。 「私でいいの?」とずっと不安。 | 選ばれた時点で、すでに期待されている証拠。 不安があるのは真面目な証。1人で抱えず、味方を見つけて。 |
不安に効く!リーダー初心者のための5つの処方箋


リーダーに「向いてない」と感じるのは、ダメなことではありません。
それは、“真剣に向き合っている証拠”です。
ここでは、不安を少しずつ和らげながら、自分らしくリーダーとして歩むための「5つの処方箋」をご紹介します。



不安がない人はいませんよ!
💊 処方箋①:完璧じゃなくていい。“やってみる”が第一歩
「ミスしたらどうしよう…」
「もっとちゃんとしてなきゃ…」
そんなふうに考えるほど、不安がふくらんで動けなくなってしまいますよね。
でも大丈夫!
完璧なリーダーなんて、どこにもいないのです。
大切なのは、「まずやってみる」こと。
そのあとで振り返って、少しずつ修正すればいい。



挑戦と見直しの積み重ねが、リーダーとしての成長につながります。
💊 処方箋②:「わかってくれてる」が信頼のカギ
「部下がついてきてくれないのは、私のリーダーシップが足りないから…」
そう思って、自分を責めていませんか?
多くの場合、部下が感じているのは
「自分のことをちゃんと見てくれていない」という寂しさです。
名前を呼ぶ、目を合わせてあいさつする、「最近どう?」と声をかける。



小さな行動の積み重ねが、「ちゃんと見てもらえている」という安心感につながり、少しずつ信頼が育っていきます。
💊 処方箋③:弱みを見せることが、逆に“強さ”になる
「頼りないと思われたくない」「自分が頑張らなきゃ」と、すべてを一人で抱え込んでいませんか?
でも今の時代、“助けて”と言えるリーダーこそ、信頼される存在です。
完璧でなくていい。
うまくいかないときは、「ちょっと相談していい?」と声をかけてみてください。
あなたが心を開けば、チームもきっと応えてくれます。



その感覚を、一度味わってみてほしいのです。
💊 処方箋④:「伝える」より「聞く」が先
「ちゃんと伝えなきゃ」「うまく話さなきゃ」と、話すことに一生懸命になっていませんか?
リーダーに本当に必要なのは“聞く力”です。
指示を出す前に、「どう思う?」「何か困ってることある?」と一言問いかけるだけで、
相手の表情や声のトーンは変わっていきます。
人は“聞いてもらえた”と感じたときに、心を開くもの。



会話は伝えるよりも、「聞くこと」から始めてみてください。
💊 処方箋⑤:比べなくていい。“あなたらしさ”が一番の強み
立派な先輩リーダーや、SNSで見かける完璧なリーダー像。
見れば見るほど、自分の未熟さが気になってしまうこと、ありますよね。
でも忘れないでください。
あなたが「あなたらしく」いることこそが、一番の強みです。
声のかけ方、表情、歩くスピード——
そのすべてが、あなただけのリーダーシップにつながっています。
「あなたがいてくれてよかった」
そう言われる日は、きっと訪れます。
不安を抱えたままでも大丈夫。
まずは、今日できることを、ひとつだけやってみましょう。



「向いてない」は「始まり」のサインかもしれませんよ。
“向いてない”と思う人こそ、リーダーに向いている


「リーダーに向いていない気がする…」
そう感じているあなたこそ、実は“今の時代に求められているリーダー像”にぴったりかもしれません。
なぜなら——
- 強く言えない人は、相手の気持ちを大切にしながら、丁寧に伝える力を持っています。
- 自信がない人は、慢心せずに周囲の意見に耳を傾け、学び続ける姿勢を持っています。
- 不安を感じやすい人は、自分が悩んだ経験があるからこそ、人の気持ちに寄り添うことができます。
一昔前のような「強く引っ張る怖い上司」よりも、
今、本当に必要とされているのは、“信頼できる伴走者”としてのリーダー。



一緒に悩み、一緒に前へ進もうとする姿勢が、周りの信頼を生みました。
今日からできる3つの行動で、一歩踏み出そう


「リーダーに向いてないかも…」という不安は、頭で考えすぎるほど、大きくなっていくものです。
だからこそ大切なのは、小さくても“行動してみること”。
ここでは、今日からすぐに始められる3つの習慣をご紹介します。



自分を少しずつ認め、整え、前に進むためのヒントとして、ぜひ試してみてくださいね。
行動1:毎日1つ、「よかったこと」を書く
「今日うまくいったこと」「ちょっと嬉しかったこと」など、どんなに小さなことでもいいので、1日1つノートに書き出してみてください。
たとえば——
「部下が笑ってくれた」「時間通りに終わった」「上司にありがとうと言われた」
小さな「できた」の積み重ねが、少しずつ自信に変わっていきます。
不安を和らげる一番の薬は、“自分で自分を認める”ことです。



小さな自信の積み重ねが、不安を静めてくれました。
行動2: 自分の“当たり前”を見直す
あなたが「普通にやってること」こそ、実は周りの人にとっては「ありがたいこと」かもしれません。
- 毎朝メンバーに笑顔で声をかける
- 報連相を丁寧に返す
- 誰よりも早く資料を揃える
当たり前の中に、すでにリーダーの資質は宿っています。
自分の“自然体”を、もう一度見つめてみてください。



当たり前にやっていることが、実はチームの支えかもしれませんよ!
行動3:信頼できる人に、不安を正直に話す
「不安だけど、誰にも言えない…」と心にため込むと、どんどん自分を責めてしまいがちです。
そんな時は、信頼できる相手に「ちょっと聞いてもらってもいい?」と声をかけてみてください。
言葉にするだけで、ふっと軽くなることもあります。
“話すこと”は、“手放すこと”でもあるのです。



「話すこと」は「放すこと」。不安を抱え込まないでね。
まとめ|「向いてない」から始まるリーダーの道もある


「私って向いてないかも…」
そう思いながらも、ここまで読んでくださったあなたは、すでにリーダーとして大切な一歩を踏み出しています。
不安があるのは、誰かを大切に思っている証拠。
うまくやろうと真剣に向き合っているからこそ、不安になるのです。
完璧じゃなくていい。
立派じゃなくていい。



あなたらしさを活かしたリーダー像を、これから少しずつ育てていきましょう。
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