
リーダーに向いてない気がします…
正直、みんなをまとめられないし、指示を出すのも苦手です。
そう感じるあなたこそ、いま『最も求められるリーダー像』に近いかもしれません。
なぜなら、共感力・探求心・誠実さの 3 つの資質が、自信のない人ほど強く備わっているからです。
本記事では リーダー歴 10 年以上の私(ユリ)が今日から試せる 即効アクション 3 つを本音ベースでお届けします。
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読み終える頃には、「向いてない=伸びしろ」へと視点が切り替わり、今日から取れる具体的な一歩が見つかるはずです。
もっと実践的なステップを知りたい方は、こちらの記事へ👇
初めての女性リーダー、不安だらけ。10年経験者が教える乗り越え方


↓目次の好きな所から読んで下さい↓
1|リーダーにしてはいけない人診断|あなたの不安タイプを60秒チェック


「自分がリーダーに向いてない」と感じるとき、次のような背景があります。
- 自己肯定感が低い
「自分なんかが…」と感じる癖 - 理想のリーダー像とのギャップ
「強く、堂々としているべき?」という思い込み - 過去の失敗経験
ミスや人間関係でのトラウマが影響していることも
でも、それって本当に「向いていない」からでしょうか?
多くの場合、「経験がないことでの不安」にすぎないのです。
では早速診断してみましょう〜!
▼60秒診断|あなたはどのタイプ?
次の質問に「はい」か「いいえ」で答えてください。最後に「はい」の数を数えてみましょう。
\不安タイプ診断/
次の質問に「はい」か「いいえ」で答えてください。
Q1. 部下に注意するとき「嫌われたくない」と思ってしまう
□ はい □ いいえ
Q2. 何事も100点満点を目指さないと落ち着かない
□ はい □ いいえ
Q3. 「自分なんかで大丈夫かな」とよく思う
□ はい □ いいえ
Q4. 失敗を引きずって、次の行動に移れないことが多い
□ はい □ いいえ
Q5. 部下や上司にどう思われているか、常に気になる
□ はい □ いいえ
▼結果をチェック!
- 「はい」が1〜2個:共感タイプ
- 「はい」が3個: 完璧主義タイプ
- 「はい」が4個以上: 自己否定タイプ
それぞれのタイプ別の特徴と「改善の処方箋」は以下で詳しく解説します。
2|タイプ別に効く処方箋


「向いてないかも…」と感じる背景は様々ですが、その不安の正体がわかるだけでも、気持ちはぐっと軽くなるものです。
ここでは、3タイプ別で不安に効く“心の処方箋”をご紹介します。



あなたは、どのタイプに当てはまりますか?
2-1:共感タイプ


共感タイプのあなたは、持ち前の「気遣い」をそのまま武器にできます。
処方箋(やること)
朝や仕事後に「よく頑張ったね」と一言、自分へのセルフトークを入れる。
ねらい・効果
共感型は自分を後回しにしがちなので、まず “自分の心の電池” を回復させる。
処方箋(やること)
すぐ口を出さず、まずは相手の様子や感情を観察する。
ねらい・効果
冷静に状況を把握でき、的確なタイミングで声をかけやすくなる。
処方箋(やること)
「何か困ったらいつでも言ってね」と伝え、日常的に小さなサポートを実行。
ねらい・効果
気遣いが “頼れるサポート力” として認識され、信頼が高まる。
共感する力こそが、あなたならではのリーダー資質です。
こちらの記事も参考にしてください。
➡ 信頼を築くコミュニケーション術|7つの質問で部下が変わる


2-2:完璧主義タイプ


完璧主義タイプのあなたは、まず60点の状態で提出し、改善を重ねる習慣をつけましょう。
処方箋(やること)
企画書・資料・メールなどを「まず6割完成」で上司や仲間に出す。
ねらい・効果
完成を待たずに動けるので停滞を防ぎ、早い段階でフィードバックを得られる。
処方箋(やること)
もらった指摘をチェックリスト化し、どこが足りないかを可視化する。
ねらい・効果
修正ポイントが明確になり、次の改善がラクになる。
処方箋(やること)
①→②を短いサイクルで繰り返す(例:毎週/ミニ期間)。
ねらい・効果
仕上がりが徐々にブラッシュアップされ、“未完成でも確実に前進” できる。 |
「走りながら直す」姿勢が、あなたの成長を加速させます。
こちらの記事で具体的な改善策をチェックしてください。
➡ リーダーにしてはいけない人診断と処方箋


2-3:自己否定タイプ


自己否定タイプのあなたは、「選ばれた=期待されている証」と捉え直すことが第一歩です。
処方箋(やること)
過去に褒められたこと・成果・資格などを書き出し、A4用紙1枚に一覧化する。
ねらい・効果
「自分には何もない」という思い込みを崩し、選ばれた根拠を可視化できる。
処方箋(やること)
上司・先輩・同僚など、相談しやすい人を1〜2名リストアップし定期的に話す。
ねらい・効果
外からの肯定的フィードバックが入り、自己評価の偏りを修正できる。
処方箋(やること)
小さな成果でも朝礼などで「○○がうまくいきました」と宣言する。
ねらい・効果
周囲からの「いいね」「助かった」が自信を後押しし、成功ループが回り始める。
以上を実践することで自信を育てましょう!
一番大事なことは、選抜された事実そのものが、あなたの価値を物語っています。
こちらの記事で4大不安の乗り越え方をチェックしてください
➡ 【保存版】新人リーダーが最初にぶつかる4大不安と解決ロードマップ


3|リーダー初心者に効く!5つの処方箋


リーダーに「向いてない」と感じるのは、ダメなことではありません。
それは、真剣に向き合っている証拠!
ここでは、不安を少しずつ和らげながら、自分らしくリーダーとして歩むための「5つの処方箋」をご紹介します。



不安がない人はいませんよ!
処方箋①:完璧じゃなくていい。“やってみる”が第一歩



ミスしたらどうしよう…
もっとちゃんとしなきゃって思ってしまいます。



その考えだと、不安がふくらんで動けなくなってしまうわね。
完璧なリーダーなんて、どこにもいません。
まずはステップ通りにやってみましょう!
やること
企画書や資料を「完璧ではないが形にした状態」で上司や同僚に見せる。
コツ・例
目安:レイアウト未調整でもOK。
「下書き段階ですがご意見ください」と添えると気楽。
やること
もらった指摘を 3 つだけメモし、STEP①のファイルに赤字で書き込む。
コツ・例
指摘が多くても優先度高 TOP3に絞ると、次へ進みやすい。
やること
翌日朝イチに 15 分タイマーをセットし、TOP3だけ直す。
コツ・例
「時間を区切る」ことで終わりが見え、完璧主義の沼を回避。


挑戦と見直しの積み重ねが、リーダーとしての成長につながります。
処方箋②:「わかってくれてる」が信頼のカギ



部下がついてきてくれないのは、私のリーダーシップが足りないから…と自分を責めてしまします。



多くの場合、部下が感じているのは、「自分のことをちゃんと見てくれていない」という寂しさなの。
以下を意識して部下と向き合ってみてください。
- 名前を呼ぶ
- 目を合わせてあいさつする
- 「最近どう?」と声をかける


小さな行動の積み重ねが、「ちゃんと見てもらえている」という安心感につながり、少しずつ信頼が育っていきます。
処方箋③:弱みを見せることが、逆に「強さ」になる



頼りないと思われたくないから…すべてを抱え込んじゃいます



今の時代、「助けて」と言えるリーダーこそ、信頼される存在なの。
完璧でなくていい。
うまくいかないときは、「ちょっと相談していい?」と声をかけてみてください。
あなたが心を開けば、チームもきっと応えてくれます。
↓ 上司と部下の信頼関係に関する研究


画像引用:パーソル総合研究所
処方箋④:「伝える」より「聞く」が先



「ちゃんと伝えなきゃ」「うまく話さなきゃ」と、思ってしまいます。



リーダーに本当に必要なのは聞く力です。
指示を出す前に、
「どう思う?」
「何か困ってることある?」
と一言問いかけるだけで、相手の表情や声のトーンは変わっていきます。
人は「聞いてもらえたと感じたときに、心を開く」もの。
会話は伝えるよりも、「聞くこと」から始めてみてください。
処方箋⑤:比べなくていい。“あなたらしさ”が一番の強み


立派な先輩リーダーや、SNSで見かける完璧なリーダー像。
見れば見るほど、自分の未熟さが気になってしまうこと、ありますよね。
でも忘れないでください。
あなたが「あなたらしく」いることこそが、一番の強みです。
声のかけ方、表情、歩くスピード
そのすべてが、あなただけのリーダーシップにつながっています。
「あなたがいてくれてよかった」
そう言われる日は、きっと訪れます。



不安を抱えたままでも大丈夫。
まずは、今日できることを、ひとつだけやってみましょう。
4|今の時代に求められるリーダー像とは?





私はリーダーに向いていない気がします。
そう感じているあなたこそ、実は今の時代に求められているリーダー像かもしれません。
なぜなら—
- 強く言えない人は、相手の気持ちを大切にしながら、丁寧に伝える力を持っています。
- 自信がない人は、慢心せずに周囲の意見に耳を傾け、学び続ける姿勢を持っています。
- 不安を感じやすい人は、自分が悩んだ経験があるからこそ、人の気持ちに寄り添うことができます。
一昔前のような「強く引っ張る怖い上司」よりも、
今、本当に必要とされているのは、“信頼できる伴走者”としてのリーダー。
リクルートマネジメントソリューションズ
「働く人のリーダーシップ調査 2024」


❝「理想の上司」のリーダーシップタイプは、「調和型リーダー」が29.8%と最多でした(図表3)。
これはつまり、調整×維持×心情という上司が理想的だ、と回答した人が3割弱いたということです。
26.7%と僅差で次点だった「安定型リーダー」も調整×維持×理性と、近い性質を持つタイプでした。
この2つのタイプだけで全体の半数以上を占めていることから、周囲と協力し合い、大きな変革を起こすよりは現状を維持しつつ、適宜改善に取り組んでいく上司像が理想的だと思う人が、そうでない人よりも多いことがうかがえます。
引用: (c) Recruit Co., Ltd.
5|今日からできる3つの即効アクション


「リーダーに向いてないかも…」という不安は、頭で考えすぎるほど、大きくなっていくものです。
大切なのは、小さくても行動してみること。
ここでは、今日からすぐに始められる3つの習慣をご紹介します。



自分を少しずつ認め、整え、前に進むためのヒントとして、ぜひ試してみてくださいね。
行動1:毎日1つ、「よかったこと」を書く


「今日うまくいったこと」「ちょっと嬉しかったこと」など、どんなに小さなことでもいいので、1日1つノートに書き出してみてください。
たとえば
「部下が笑ってくれた」
「時間通りに終わった」
「上司にありがとうと言われた」
小さな「できた♫」の積み重ねが、少しずつ自信に変わっていきます。
不安を和らげる一番の薬は、“自分で自分を認める”こと。



私は、小さな自信の積み重ねが不安を小さくしてくれました。
行動2: 自分の“当たり前”を見直す


あなたが「普通にやってること」こそ、実は周りの人にとっては「ありがたいこと」かもしれません。
- 毎朝メンバーに笑顔で声をかける
- 報連相を丁寧に返す
- 誰よりも早く資料を揃える
当たり前の中に、すでにリーダーの資質は宿っている。
自分の“自然体”を、もう一度見つめてみてください。



当たり前にやっていることが、実はチームの支えかもしれませんよ!
行動3:信頼できる人に、不安を正直に話す


「不安だけど、誰にも言えない…」と心にため込むと、どんどん自分を責めてしまいがちです。
そんな時は、信頼できる相手に「ちょっと聞いてもらってもいい?」と声をかけてみてください。
言葉にするだけで、ふっと軽くなることもあります。
話すことは、“手放すこと”でもある。



「話すこと」は「放すこと」。不安を抱え込まないでね。
\実践アクション/
行動 | やり方 | 得られる効果 |
---|---|---|
① 毎日「よかったこと」を1つ書く | ノートやスマホに記録 | 成功体験の可視化 ↓ 自己効力感UP |
② 自分の“当たり前”を洗い出す | 普段の行動をリスト化 | 強みの再発見 ↓ 自信の土台形成 |
③ 信頼できる人に不安を話す | 3分でもOK、感情を言語化 | 感情のデトックス ↓ 心が軽くなる |
まとめ|「向いてない」から始まるリーダーの道


「私って向いてないかも…」
そう思いながらも、ここまで読んでくださったあなたは、
リーダーとして大切な一歩を踏み出しています。
不安があるのは、誰かを大切に思っている証拠。
完璧じゃなくていい、そして、立派じゃなくていいんです。
- 「リーダーに向いてない」と感じても、それは伸びしろのサイン
- 診断で自分の不安タイプ(共感/完璧主義/自己否定)を把握できる
- 各タイプ別の処方箋+共通の5つの処方箋で不安は強みに変わる
- 今日からできる即効アクション3つで、行動の一歩を踏み出せる



不安を抱えたままでも大丈夫!
あなたらしさを活かしたリーダー像を、これから少しずつ育てていきましょう。
診断で気づきを得たら、次は具体的な行動に落とし込みましょう
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・初めての女性リーダー、不安だらけ。10年経験者が教える乗り越え方




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