
最近、部下が仕事に対する覇気を感じられず心配です。
部下にやる気を起こさせるような方法があったら教えて下さい。
リーダー初心者が悩みやすい「部下のやる気を引き出す方法」をについて、リーダー歴10年以上の私(ユリ)が実体験をもとにお話します。
この記事では、部下のやる気を引き出すために上司が日常で実践できる「認める・誇りを持たせる・仲間意識・目標共有・感謝」の5つの鍵が具体的にわかります。
これをしっかり押さえれば、チームのみんなが前向きに、そして楽しく働ける職場を作れます。



私の経験を交えながら一緒に見ていきましょう!


5つのシンプルな秘訣


部下のやる気は、特別な報酬や大きな目標だけで動くわけではありません。
日々のちょっとした声かけや接し方の中に、やる気を引き出すヒントがたくさん隠れています。
ここでは、リーダーが今日からすぐに実践できる「やる気のスイッチ」を押す5つのシンプルな秘訣をご紹介します。



誰でもできるような内容です。
楽しみながら取り組んでいきましょうね!
秘訣1: 個々を認める
部下はみんなそれぞれ違った個性があるんですよね。
自分のことを「特別な存在」として認めてもらえると、誰でもうれしいもの。



私も以前、スタッフの皆の個性を理解するために、一人ひとりの特徴をメモしたスタッフカルテ
を作っていました。そのおかげで、一人ひとりに寄り添ったコミュニケーションができるようになり、チームの雰囲気がぐっと良くなったことを覚えています。
コツ:
- 定期的に1対1の時間を設けて、個々のニーズやモチベーションを話し合ってみてください。
- 部下の成功体験を具体的にフィードバックすることで、さらにやる気を引き出します。




2:仕事へのプライドを持たせる
誰だって自分の仕事に誇りを持ちたいもの。



私は、新人が入社した時、自分の仕事を誇りに思えるよう、オリエンテーションを行いました。
目的は、自分の担当する業務が、会社全体にどう貢献しているのかを理解してもらうことです。
コツ:
- 会社が社会に対してどのような価値を提供するか、自分の仕事がそれにどう貢献していくのか、しっかり伝えましょう。
- 成果は定期的に認めてあげてください。それが部下のやる気を高めます。




3:帰属感を育む



帰属感とは、「自分がここにいていいんだ」「このグループの一員なんだ」という気持ちのことです。
たとえば、学校のクラブや部活動で、みんなと一緒に頑張ったり、イベントを成功させたりする経験を通じて、「自分もこのチームの大切な仲間なんだ」と感じることがありますよね、それが帰属感です。
この気持ちがあると、みんなと協力したり、自分の役割をしっかり果たそうとする力が湧いてきます。
チームの一員としての帰属感があると、協力的で生産的になります。



私自身、主要幹部の会議に参加すると自分の役割の重要さを感じ、仕事への意欲がますます湧きました。
コツ:
- チームの目標を共有し、達成方法を一緒に考えることで、チームワークが生まれます。
- 重要な会議やプロジェクトに部下を参加させることで、彼らが自分の重要性を感じられる機会を増やしましょう。




4:目標とビジョンの提供
大きな目標やビジョンを共有することで、部下も自分の目標に向かって進むことができます。
これはやる気を高める強力なポイントです。
コツ:
- 達成可能な具体的な目標を設定し、その進捗を共有します。
- ビジョンを定期的に確認して、目指す方向が常に新鮮であるようにします。




5:承認と感謝
毎日の小さな達成を褒めてあげることで、部下のやる気をどんどん引き出すことができます。
感謝の文化が職場に根付けば、より良い環境が実現します。
コツ:
- 部下の成果を社内で発信し、周りからも認められる場を作ります。
- 「ありがとう」という言葉を日常的に使って感謝の思いを伝えることを心がけてください。




終わりに


部下がやる気を持って働けるようにするための5つのポイント、いかがでしたか?
この記事の大事なポイントをまとめます。
- 一人ひとりの努力や存在をきちんと認めることで、部下は「自分が見てもらえている」と感じ、やる気や信頼感が高まる。
- 自分の仕事に意味や価値を見いだせるように伝えることで、部下は誇りを持って前向きに仕事に取り組むようになる。
- チームの一員として大切にされているという実感があると、部下は安心し、自分から貢献しようとする意識が芽生える。
- 日々の業務とチーム全体の目標やビジョンをつなげて伝えると、自分の役割が明確になり、意欲的に行動できるようになる。
- 小さな成果にも感謝や承認の言葉を伝えることで、部下のモチベーションは大きく高まり、行動が自然と前向きになる。
これを日々の中で少しずつ実践していくことで、あなたの職場がどんどん活気づいていくはずです。



ぜひ挑戦して、みんなにとって素敵な職場環境を作ってくださいね!


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