組織が停滞したときに試したい!女性リーダーができる4つの打開策

🔰リーダー里美さん

目の前の仕事に真剣に取り組んでいるだけなのに、なぜかチームが動かないです…


成果が出ない焦りや不安に、胸が締めつけられること、ありませんか?

チームの停滞の多くは「目標の曖昧さ」から生まれます。

「売上を伸ばそう」
「顧客満足度を上げよう」
といった前向きな言葉も、行動に直結する具体性がなければ、メンバーは迷い、足が止まってしまうのです。

では、組織が動かなくなったとき、リーダーには何ができるのでしょうか。

打開のカギは、次の4つの行動にあります。

組織の停滞を打開する4つの行動
  • メンバーの「モヤモヤ」に耳を傾ける
  • 目標を再設定し、チームと共有する
  • 「どうしたら現状を乗り越えられる?」と問いかける
  • リーダー自身の情熱でチームを動かす

この記事を読むことで次の3つのことが理解ができます。

この記事を読むことで得られること
  • チームが停滞する原因を正しく理解できる
  • リーダーが取るべき「4つの具体的な行動」がわかる
  • 停滞をチャンスに変え、自信を持って前進できる
ユリ

今回はその中でも、とくに効果的な「目標設定と達成計画」の立て方を、実践的にわかりやすく解説していきます。

チームの未来を変えたいあなたに、ぜひ読んでほしい内容です。

女性リーダー歴10年以上の私(ユリ)が実践してきた「停滞を打開する4つのアクション」をご紹介します。

目次

1. 現状を正しく把握する

まずは「なぜ停滞しているのか?」を冷静に分析することがスタート地点です。

  • 目標が曖昧になっていないか?
  • メンバーが何をすればいいのか理解しているか?
  • チーム内のコミュニケーションは機能しているか?
ユリ

原因を見極めることで、対処すべきポイントが見えてきます。

部下が動かない理由をさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

→ 女性リーダー必読!部下が動かない原因と解決策5選【即効サポート術】

2. 目標を再設定し、チームと共有する

ユリ

チームが停滞しているときは、まず「目標が曖昧になっていないか?」を確認しましょう。

STEP
リーダーが掲げるべき目標は、「何を・いつまでに・どうやって」を具体的に示す

たとえば「売上を伸ばす」では漠然としすぎて行動に移せません。
「3か月以内に売上を20%アップさせる」と設定すれば、数値と期限が明確になり、行動に直結しやすくなります。

STEP
その目標をチーム全員で共有すること

一方的に伝えるだけでは「やらされ感」を生みますが、背景や意図を丁寧に説明すれば、メンバーは「自分にとっても意味のある目標だ」と納得できます。

STEP
結果→モチベーションと責任感が高まり、チーム全体が同じ方向に進みやすくなる

モヤモヤが減り、メンバーのモチベーションと責任感が高まります。
その結果、チーム全体が自然と同じ方向に進み、行動スピードも加速していきます。

目標の立て方やメンバーへの伝え方に不安がある方は、こちらの記事もおすすめです。

→新人リーダーが最初にぶつかる4大不安と解決ロードマップ

3. どうしたら現状を乗り越えられる?」と問いかける

停滞しているとき、リーダーがやりがちなのは「正解を示そう」と頑張りすぎること。

方向性を示すのは大切ですが、リーダーがすべて答えを用意してしまうと、メンバーは「考えなくてもいい」と受け身になってしまいます。

効果的なのが、問いかける姿勢

リーダーが「解決策を一緒に探そう」というスタンスを示すことで、メンバーは主体的に動きやすくなります。

具体的な問いかけ例

  • 「この目標を達成するために、私たちにできることは何だと思う?」
  • 「今のやり方を少し変えるとしたら、どんな方法が考えられる?」
  • 「もし制約がなかったら、どんな取り組みをしてみたい?」

こうしたオープンクエスチョンは、メンバーの意見を引き出しやすくします。

さらに、答えが出たとき

「いいアイデアだね。じゃあまずはやってみよう!」と背中を押すことが大切です。

この流れを繰り返すことで、メンバーは「自分の考えが役立っている」と感じ、自然と前向きな行動へとつながっていきます。

ユリ

ポイントは「リーダーが答えを与える」のではなく、
「問いを投げて、応援する」→「メンバーが考え、動く」 というサイクルをつくること。

実際の会話の流れや声かけの工夫は、こちらの記事で詳しく紹介しています。

→本音をどんどん引き出す!信頼されるリーダーの会話術

4. リーダー自身の情熱でチームを動かす

チームが動かないとき、どんなに計画を立てても「本当にできるのかな…」と不安を感じるメンバーは少なくありません。

メンバーが不安を感じた時に必要なのが、リーダー自身の 情熱と姿勢

メンバーはリーダーの言葉よりも、実際の行動をよく見ています。
リーダーが本気で取り組む姿を見せることで、「自分も頑張ろう」と気持ちが動き出すのです。

↓ 具体的行動 ↓

  • 率先して行動する:「まず私がやってみるね」と姿勢で示す
  • 小さな成果を一緒に喜ぶ:数字が少し伸びただけでも「ここまで来たね!」と共有する
  • 努力を認めて褒める:「工夫してくれてありがとう」「助かったよ」と一言伝える

こうした積み重ねによって、チームの空気が前向きになり、「一緒に乗り越えよう」という一体感が生まれます。

ユリ

ポイントは、難しいことをするのではなく
「情熱を持って率先する」+「小さな成果を大事にする」+「日常で感謝を伝える」
この3つだけで、チームの空気は大きく変わっていきます。

信頼されるリーダーの在り方については、こちらでも詳しく解説しています。

→部下が本気で『ついていきたい』と思うリーダー、3つの鉄則

まとめ

組織が停滞したとき、リーダーができる打開策はこの4つです。

  1. 現状を正しく把握する
  2. 目標を再設定し、チームと共有する
  3. 「どうしたら現状を乗り越えられる?」と問いかける
  4. リーダー自身の情熱でチームを動かす

私自身もかつて、チームが停滞し、愚痴ばかりで前に進まない最悪の状況を経験しました。

けれども、メンバーの声を聴き、目標を再確認し、情熱をもって行動を続けることで、少しずつ雰囲気が変わり、チームは再び動き出したのです。

ユリ

止まっているときほど、リーダーの関わり方が組織の未来を左右します。

あなたの情熱でメンバーの心に火を灯し、組織を前進させていきましょう。

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この記事を書いた人

ユリ❤︎リーダー育成&成長サポート
⟡.·*.··············································⟡.·*.

組織改革のプロフェッショナル。
クレームの多かった部署を僅か2年でクレームゼロに改善し、約300名を統率した実績を持つ。
わずか3ヶ月で組織を変革した経験から、実践的なリーダーシップとマネジメント術を体系化。

リーダーの成長と健康を両立させるため、シンプルかつ継続可能な自己管理術を追求。

・ 部下から信頼されるリーダーシップ術
・ 組織を成長させる戦略的マネジメント
・ 健康×美容を実現するセルフマネジメント

「リーダーとして成長しながら、無理なく自分らしく働く」をモットーに、実践的な情報を発信しています♬.

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